ルックバック
地元の映画館でかかってなくて、わざわざ、交通費をかけて、みなとみらいまで見に行ったルックバック。
いやー、あらかじめ、マンガ、読み直してから行ったから、最初っからグズグズ泣きながら見る、という。
しかも、タオルとかハンカチを用意してなかったから、カバンにガサっと入れてる、コンビニとかでもらうお絞りみたいなのを取り出して、ビニールをカシャカシャ言わせながら涙をぬぐう、という。
メーワクな客!!!
以下、ネタバレ。
さて。
いやまー、ちょっと気になったのは、藤本は訛ってないのに、京本だけ、東北の訛りがあって。
ただ、どう考えても、京本はあの部屋に閉じこもってて良いはずがない。
そして、京本の画力に傷ついて、マンガを書かなかったのに、ファンです、って言われた、あの、卒業証書を渡しに行った後の帰り道の、藤本の弾み。
これは、やっぱり、映画ならではだな、と思った。
それともう一つ、誰にも影響を受けない表現なんて、この世に一つも無いから、あの、美大に行った、俺のをパクったろ、っての。
京アニのことも当然あるし、やっぱり、見るの、しんどかったな。。。
そして、最後、都会の夜景を背に漫画を描き続ける藤本。
やっぱり、書き続けないといけないんだな、と。
私は、消費する側だけれども、創作する人の、覚悟、みたいなのを、改めて、まざまざと見せつけられた気がした。
そして、ルックバック、という意味。
京本の半纏の背中のサイン、で、ルックバックだろか。
もしくは、藤本の、過去の行動を振り返ってのルックバックだろか。
どっちもかなw