明るい夜に出かけて / 佐藤多佳子
いいいーやーーーーー!
面白かった!
すっごく面白かった!!
休日の半日を使って読み終えてしまった。
しかも、舞台になっている金沢八景・野島公園なんかも、年に何回か行く場所だから、感じが分かる。
ただ、私、いつもシーサイドラインで行くから、こっち側からの景色、微妙に分からないな。。
そして、逗子とか葉山は海の色が違うという話。
これ、去年の5月、真名瀬海岸で撮った写真なんだけど、なんか、青いんだよね。
この方のnote見てると、ほんっときれいだな、って思う。
これは、3年前の5月、天気は薄く雲が出てるものの晴れなんだけど、海の公園から見た海の色。
青くないんだよなぁ。
こちらが、4年前の3月、野島公園の展望台から八景島シーパラダイスの方へ
そういう感覚、なんで地元に住んでないのに作者の方、分かるんだろ、と思ったり。
いや、何よりも、よ。
みんな、本当の素性は分からないけれども、いたわりあって、理解しあって、前に進んでいく姿が、美しすぎて。
もう、ずーーーっと。
序盤からずーーーっと泣いてた。
キラキラしてて。
しかも、ほんと、全員、良い人なの!
最後の、アニさんの
「大丈夫なのか?」
のくだりも、号泣。
そして、ここが、最後の方に富山と佐古田が上った歩道橋かな。
この二人の関係も、たまらないよなぁ。
恋愛に傾きそうで傾かない、絶妙なバランスも、読んでて切ないし、キラキラしてる。
いやもう、ラジオ好きな人は絶対に面白い小説だと思うし、そうじゃなくても、楽しめると思う。
そして、改めて、若いって素晴らしいな、って思ったよ。
羨ましい笑
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