セルフコンパッション
先日に引き続き、「世界に通用する子どもの育て方」を読んでいての感想。
子育てしている親の分類で
①民主的(子供への期待は高いが、温かく共感的)
②権威的(子供に命令してコントロールする)
③迎合型(子供を愛しているが、子供がやりたいように甘やかす)
④無関心(子供に関わらない)
で、私の親が、まぁ、典型的な②で。
いわゆる、モラハラな父親だったのだけど。
色々中学受験ブログ読んでて、いや、私の体験なんて、生ぬるいな、と。
ご自身が、そういう、親から勉強させられて苦しい思いをした上で、現在、お子さんの中学受験に向き合っている親御さん、珍しくない。
そして、今までは、父親、一生許さない、って思ってたけども、子供たちにそんな仕打ちをした父親への理解は1mmも無いけども、それでも、私立の4年制大学を卒業できる環境を整えてくれたこと、そこからの恩恵を受けて今の私があることは、間違いが無いから、もう、取り立てて言うことじゃないな、と。
過去は変えられないし、恨みつらみで気持ちを満たしておいても良いことない。
それが、私が他の方の中学受験のブログを読んでいて良かったこと。
ただし、自己評価が低いことは、・・・未だにそうなんだろうなー。。
だからこそ!PTAとかで、あぁ、私、人の為に何かできるんだ!って思うことは、すごく、自分の心の健康に良い!
それに、特に、下の子のスポーツの付き添いに頻繁に行くようになって気が付いたんだけど、そもそも、そういうボランティア精神のある方たちは、基本的に優しいし、気持ちよく接してくれる。
(これは、、うちのチームは、見守りも当番制じゃなくて、やれる人がやりましょう、みたいなシフトだからなのだろうけど)
そして、この本に書いてあったことで、セルフコンパッション。
これ、私は初めて知ったのだけど。
例えば、落ち込んでる親しい友達に声をかけるときと、落ち込んでいる自分に声をかけるとき、その言葉は同じか?って。
全然違う!
友達には、「落ち込むことないよ、悪いことは続かないって」みたいな声をかけるのに、自分には、「どうせ誰も私のことなんて見えてないから、その間違いもすぐに忘れてくれるよ」と。
・・・こわーい、、、
そう、落ち込んでる時のセルフトークが「どうせ、誰も私のことなんか気にしちゃいないから、すぐに忘れてくれるって」っていうのが定番で。。
こんなの、絶対に、他人には言わないもの。
自分には価値が無いっていうのが、まずベース。
そうじゃなくて「間違うのが人間だよ」「悪いことが重なることはあるよ」みたいな、そういう言葉を自分にかけてあげられるように。
そして、どうやって、人との関係を築いていくか、っていうので。
自分の良いニュースをシェアしたときに、一緒に喜んでくれる人かどうか。
そして、一緒に喜んでくれる人とは、いい関係を築ける、と。
何が主眼の話なのか、よく分かりませんが。
本当に、権威的な親に育てられると、割と一生、苦しみながら生きることになるよ、というのを本を読んで改めて思った。
あと、それでも、苦しんでるのは自分だけじゃないんだな、って分かることで、かなり救われた部分もあるから、受験のブログ読むのも悪い経験じゃなかった、と。
ただ、こんなのも、自分の心に余裕が出来たから思えることで、去年は色々と、色々だったなー、と、思いました。
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