See You In Easter! 2 展示作品のご紹介
おかげさまで怒濤のSYIE2が終わりました!(・∀・)v
ご来場 & 応援、ありがとうございました!
展示作品の紹介をいたします。どうぞご覧ください。
(↑タイトル画像は、アレッシオ先生のフレスコ教室で初めて描いてみたイコンと、生徒さん作の彩色タマゴです。非売品)
1. キリストの黄泉くだり(2023年)
The Descent into Hell
初日の最初に来場したアメリカ人の神父さんが、「Oh! Christ is Risen!」と。ウケてよかったです。ついでに開場前に、どんぐり小屋を丸ごと祝福してもらいました。
小山房子のお母さんに「展示が終わったら“よみがえり”を売ってね」と言われ。「“よみがえり”とは言い得て妙!」と面白がって夫に話したところ、「黄泉から帰ってくるから“黄泉がえり”、それが“蘇り”になったのでは」と。
調べてみたら本当にそうらしい。夫、さすが諸星大二郎ファン!
2. ミール(平和)(2023年)
Mir (Peace)
左はウクライナの女の子、右はロシアの女の子です。
元々のタイトルは『即時停戦だバカヤロー!』だったのですが、夫が「それはない」と。
制作中から想定はしていたものの、やはり賛否両論でした。
ウクライナ系の人は「この絵だけは好きじゃない……」
反戦派のロシア舞踏のダンサーは「あら、かわいい♡」
ルーマニア人の神父さんは「おお、神さま! ウクライナとロシアはきょうだい!」(神さま=鳩の姿の聖霊)
沖縄の女医さんは「とにかく停戦!! Миру мир!」と。
この絵、「ウクライナとロシアは仲良くしましょう」という意味ではないです。
プーチンも、ウクライナに武器をつぎ込んで戦争を長引かせているヤツらも「ええかげんにせい!」という思いで描きました。
3. しるしの聖母(2023年)
Our Lady of the Sign
イザヤ書の「わたしの主が御自らあなたたちにしるしを与えられる。見よ、おとめが身ごもって男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ」から生まれた図像です。
お客さんから「マリアさまが手を広げているのはなに?」と質問されました。これはお祈りのポーズです。(“あらまあ!”じゃなくて)
4. 尽きざる杯(2011年)
The Inexhaustible Cup
ラフマニノフの『晩祷』を歌う合唱団の演奏会フライヤーのために描いたイコンです。この図像はアルコールなどの依存症を癒すイコンとして有名です。
5. 尽きざる杯(2021年)
The Inexhaustible Cup
上と同じイコンを10年後に描いたらこうなりました。<(・∀・)
あまりの変貌っぷりにお客さんが「えーっ?!」っと笑っていました。(いや、意外と“禅画”の路線を歩んでいるのかも?)
6. 三大天使(2021年)
The Three Archangels
左から心身の病を癒す大天使ラファエル、悪いものから護ってくれる大天使ミカエル、よい報らせをもたらす大天使ガブリエルです。
今回は3連で展示してみました。
7. アッシジの聖フランシスコと動物たち(2023年)
St. Francis of Assisi and Companion Animals
天国にいる聖フランシスコと動物たちです。
ゴチャッと固まっているハムスターたちが妙に人気でした。
天国の動物たちの安息、そしてこの世の動物たちの幸せと福祉の向上を祈って描きました。
また、もし親しい動物に先立たれたかたの心の慰めになれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございます!
ご感想など、コメントいただければ幸いです。
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