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『若い人材』の活躍・獲得に向け、若い活動者自身の感性を聴いてみよう!!

ウチのNPOも参画している『NPO・ボランティアフォーラム』
2023・秋の開催です!!

『若きNPOプレイヤーにきく!』

11月19日(日)16時から、ココクル平野(NPO法人わくわーく)で開催します!!

地域活動、市民活動、ボランティア活動など、
どの団体でも、「想い」を資源に活動していて、

民業のような、給与や報酬による対価で、上下の関係性による指示・命令で行動していくことなんてできません。

『人』『モノ』『金』『情報』の4要素での課題を問うてみると、
『人』を課題視している団体ばかりです。

そして、多くの団体が、『人』的要素の拡がりや、継承が難しいと聞きます。

つまり、
「新しい人が入ってこない」
「メンバーは固定化されたまま」
「メンバーの高齢化が進んでいる」

というお話をよく聞きます。


一方で、こうした活動においては、
営利なものでもなく、商売でも、ヒットするようなものでもなく、
大きな評価は得られないものの、大切なことだと思っているから続いているものです。

つまり、『量』ではなく、『質』的価値があるよなって。
『面』ではなく、『点』での価値があるよなって、思いながら活動しています。


例えば、ウチの団体でも、
かなり多くの数をこなしながら活動しています。
一気に何千人もの人を巻き込むようなイベントをするわけでもなく、
メディアに注目されるようなイベントをするわけでもなく、
ローカルな、小学校区単位でのフィールドのなかで、各地域の皆さんと活動しています。
いわば、草の根的な活動ではあります。

一気に、大きなムーブメントをつくって、名を挙げれば良いのに、って思う人もいるかもしれませんね。

でも、ぼくたちは、ローカルな地域のなかでの、コミュニティの育みや、地域愛の醸成が、活動の目的です。
草の根的な活動で良いんです。むしろ、だからこそ大切なんです。
量ではなく質です。

別に、儲かるわけでないです。赤字運営です。
『点』であるその地域の皆さんに喜んでいただけますが、別に、社会や行政なんかから評価されるわけでもないし、急に大勢の支援者やファンが増えるわけでもないです。
『面』まで辿り着くわけではないですが、『点』的なフィールドだからこそ大切にしています。


こういうスポット的なものだからこそ、市民活動や地域活動のテリトリーになるものと思っています。
行政や民間にはできないことだからこそ、そこを埋めていく必要があると思っています。

大目標として、より良い社会、より良いまちを目指して活動しています。


みんな、そんな想いを抱えて、活動をしています。
こんな理念や想いを持っていても、仲間は増えません。
理念や想いを説いても、仲間が増えるわけではありません。

そんな気心広がらずに、気が付けば、ずっと同じ仲間たち。
若い世代の継承や、
新たな人材獲得はできず、
年々、みんなで歳を重ねていきます。

ウチのNPOも同じようなものです。


数年前から、
どうにか、若い世代の参画を実現していこう!ってみんなで話し合って、少しずつトライしています。

ウチの団体に彗星のごとく現れた!?
いやいや、そうじゃないですね。

ホント、種のような存在から、一緒に温め合いながら、成長してきた「谷本くん」という好青年がいます。

大学生の頃から一緒に活動してきました。
社会人になっても、ウチの若きエースとして活躍してくれています。


子ども向けの体験活動を実施されている
大久保大助さんたちのKID’s workというNPO法人には、主体的な若いメンバーがどんどん育っていて、いつも羨ましくみています。
でも、決して一足飛びに成長しているわけでもなく、どこかからスカウトしてきたわけでもなく、小さい頃から徐々に、一緒に成長されてきている様子を拝見します。

そんな、KID’s workからも若い活動者さんにご登壇いただき、

どんな想いで活動しているのか?
を聴いていきたいというのが、今回の企画です。


企画に携わっているぼくの、裏テーマを、ここにこっそり書いておきますが、
いまの若い世代の皆さんは、先に書いてきたような「量より質」「面より点」ということに、すごく意義を感じているなと、いつも感じます。

ウチの団体は、多くの学生さん達と協働していますが、活動後にふりかえりのミーティングをすると必ずこういうコメントがあります。

「こんな子がいて、とても嬉しかった」
「こんな子が、こういう風に変化していったのが印象的だった」
など、『点』を見ています。

逆に、「50人もの人が参加していたので良かった」とか、『面』や『量』的な評価や意義を見出す声は、まだ一度も聞いたことが無いですね。

むしろ、そんな評価にこだわっているのは、経営者のぼくぐらいなのかもしれませんね。

「今年も、何千人という皆さんと活動をしました」
なんて発信をします。
分かりやすい数値評価を得たいのかもしれませんね。

でも、一緒に現場にいる皆さんは、そんな量的な意義は求めていないのかもしれませんね。

目の前にいる子どもが、どんな喜びを得てくれているのか。
そんなことを、次なる活動のモチベーションにしてくれています。


先日も、3,000人の来場者を得た、大きなイベントが無事に成功しました。
旗を振ったぼくとしては、とても良い成果を感じています。

一緒に協働した学生は、こう言いました。
「〇〇市民センターで出会った子が来てくれていて、お互いに覚えていて嬉しかったです!」って。

3,000人じゃなく、たった一人との出会いや再会に喜んで、活動意義を感じているんですね。

きっと、若い人たちの、大切な感性はこの部分だろうと思います。


社会の流れもあるんだろうと思います。

金持ちになりたい、権力を持ちたい、良い車に乗って、良い家に住みたい。

そんな時代じゃないんだろうと思います。
量や面じゃないんですね。
若い世代の皆さんの、素晴らしいと思える人生の価値はそんなところには無いことをいつも感じます。


目の前にいる人が喜んでくれる。
自分自身が楽しいと思えることがしたい。
居心地の良い環境で暮らしたい。

そういう感性がとっても強いように感じます。

点や質を大切にされているように感じます。


話はもとに戻って、
こんな若い世代の皆さんの感性は、市民活動などと親和性が高いものと思います。
いつも多くの若者と一緒に活動しても、それを感じます。

ぼくたちの活動は、
バイト代で釣って一緒に活動することはありません。
活動すると、大学の単位がもらえるわけではありません。

でも、多くの皆さんが現場に来てくれて一緒に活動してくれます。


若い世代の皆さんの声を聴いて、

新たな人材獲得や、次の世代へのバトンタッチや成長に向けて、考えていってみませんか?

ぜひ、フォーラム会場でお待ちしています!!!


もう一度、チラシを貼っておきますね。
参加申込みは、入門まで連絡ください!!!




今日もご覧いただきありがとうございます。


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競争から共創へ。
一昨年の、きょう、そう書きました。

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