いつでも、バリバリのプレイヤーに戻れるとカッコイイ
会社や組織や集団の中で、
そのときの、立場、職位、階級などで、
その役割や立ち位置、業務や仕事の内容が変わっていきますよね。
例えば、
若い時は、現場の第一線で活躍していたけど、
年齢や経験を重ねるにつれ、ポジションが上になっていき、
役職とともに、マネジメントにあたっていく、とか。
よくあるのが、
役職が上の方の人たちが、『現場のことを分かってくれない』
『上から見たものと、下(現場)から見たのでは違う』などという愚痴もありますよね。
でも、
実は、上の位の人たちも、実は、現場バリバリの叩き上げだって分かった途端に、何だか信頼がおけたりするものですよね。
ぼく自身も、仕事においては、
最前線のプレイヤーだったのに、いつの間にか、一歩も二歩も下がったような位置になっていったりしています。
寂しさもありますけど、もうその頃には戻れないっていう気持ちもあります。
技術であり、気力であり、体力であり。
将棋の駒や、ラグビーの選手のように、
適材適所で活躍する人材の特性は違うのだろうと思います。
マネジメントにあたる人っていうのは、浅く広く。
総合力というか、オールマイティーが必要になってきます。
現場最前線っていう人は、専門性を磨き、その道のプロフェッショナルであると言えます。
それぞれの特性が異なります。
でも・・・、
あえて、悪い表現をするならば、
立場が上がって、顎で人を使うようになっているような人でも、
自分が汗水かいて、手足動かして実践しないといけないときもある、という感じでしょうか。
一歩引いていて、マネジメントにあたっている人が、
スイッチをひとつ切り替えるだけで、
バリバリのプロフェッショナルなプレイヤーになれたら、
それはカッコイイなと思います。
個人的には、そんな
体力・技術・気力を維持していたいなと思う日々です。
各種の市民活動においても、
関わる人や団体が大きくなるにつれ、
ぼくは手足を動かすプレイヤーよりも、パスを出していく立場に変わっていくべきじゃないかって思うようになってきました。
サッカーで言えば、トップのフォワードから、中堅のパスを出していくミッドフィルダーであるべきかな、というような感じです。
でもでも、行き詰ってしまったときとか、どうしても重たくて、転がし始めなければならないときとか、やっぱり手足・体力を使って動かさないといけない。
マネージャーからプレイヤーに戻らないといけないときもあると思うんですよね。
そんなスイッチの入り切りができて、
実際にそれを実行できる自分でありたいなと思います。
冒頭の写真のように、この話題で真っ先に思いついたのが、スラムダンクの仙道です。
1年生のときは、バリバリの点取り屋だった仙道は、
しだいにパスの楽しみを覚えて、フォワードもガードも務めることができるオールマイティーなプレイヤーになります。
点を獲ってほしい場面。
『点を獲ってやる』という有言実行。
カッコ良すぎます。
以下、余談です(笑)
アメリカ留学を希望する流川に安西先生が、「君はまだ仙道君には及ばない」という意見を。
その答えを探すべく、夕暮れまで仙道に1on1を挑む流川。
「試合でお前を止められないわけじゃない」と告げた仙道。
「その意味を・・・」と考えさせたい安西先生。
全国大会で絶対王者山王の日本一のプレイヤー沢北と対決する流川。
点取り屋の流川はシュートに行くはずのところ、2本のパス。
2本のパスは布石。次は絶対抜ける・・・!
実際に、沢北を抜き、日本一のプレイヤーに近づきます。
あ、、、、いけんいけん、
どうしてもスラムダンク熱が上がって、話が逸れてしまいましたね(笑)
バリバリのプレイヤーの流川も、
ひとつ上の、パスもできるマネージャーになろうとします。
その階段を昇ろうとする話ですね。
はい、また話題はもとに戻って、
そんな実行できるプレイヤーに、気持ちのスイッチひとつで、戻れたら、カッコイイなぁと思った!!!という話でした。
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あー、あったあった。
これ、ホント大変だったんですよね。マジで。