『風向き』は、いつか変わる
『やまない雨はない』
『明けない夜はない』
などと言いますよね。
これはずっと続くわけではない。
いつか、明るい兆しがあるよっていうフレーズ。
昨日、とてもこれを感じることがありました。
北九州市では、昨日、時代を分ける、北九州市議会議員選挙の投開票日でした。
過去最多の立候補者がおり、限りある議席を争っていました。
ぼくはと言えば、
『投票所の管理者』をしていました。
早朝から夜まで、その校区の有権者が1,500人以上、ご来場されました。
前回の選挙では、雨が降り、途中で運営が大変になりました。
大寒を過ぎたばかりの今回。
寒さが難敵!!
と思っていましたが、割と気温も高く、何より、絶好の天気。
真っ青な青空を、体育館や周辺の団地の建物の隙間から見上げることができました。
天気が良かったからこその、朝の放射冷却での冷え込みは寒かったですね。
そして!!
朝のうちの、北風が強いこと!!!
ちょうど北向きに投票所の入口を設けておりました。
中に置いてある書類が飛んでいくほど、北風の吹き込みは凄かったです。
暖房設備のない体育館。
ストーブを配置していただいてますが、ドアを閉めるわけもいかず、寒いのなんの。
投票者に分かりやすく明示しなければなりませんので、開けるドアの場所を変えたりするわけにもいきません。
つまり。
この北風に耐え続けねばなりません・・・・!!!
マジで、勘弁してくれ〜!!!
と、スタッフの皆さんで凍えていました。
2時間ほどでしょうか。
耐えていると、
あれ?そう言えば、風は止まったかな?
外を見ると、木々は少し揺れています。
そうです、
『風向き』が変わりました。
冒頭のフレーズ。
やまない雨はない。
明けない夜はない。
それと並ぶように、心に湧いてきた言葉が
『風向きは、いつか変わる。』
そんな風に感じました。
これって、とっても良いフレーズだなと、我ながら思いました。
前述の2つは、時間が経って、耐え凌げば、いつか好転してくるよっていう意味だろうと思いますが、
風向きは、いつ変わるか分かりません。
時間の経過とともに関係してそうで、そうでもないかもしれないし、気まぐれに、良くなったと思えば、また悪くなったり。
運・不運の巡り合わせのようであり、
タイミングのことでもあるようであり、
やっぱり、時代や社会の流れもあるでしょう。
自分で、自ら風を起こして、起き上がってくることもあるでしょう。
自分ではどうしようもなくって、どうにか反転を願い続けることもあるでしょう。
いまは、まさに順風満帆!っていうときに、ふとしたときに悪い方に転がっていくこともあるかもしれません。
でも、
『風向きはいつか変わります』
良いことも、悪いことも。
良い風にいかせたいときには、そのチャンスを掴めるように、虎視眈々と。
地を這うような、草の根的なことかもしれませんが、ひたむきに積み上げていって。
悪い風が吹かないように、少しでも抑えられるように。
勝って兜の緒を締めよ。
良いことにも感謝の気持ちをもって、大切に進んでいきたいですね。
投票所の会場で、風向きを見ながら、そんなことを連想していました。
さて、北九州市議会議員選挙。
結果が出ました。
立場上、このことにとやかくは、ここでは言えませんが、
当選された議員さんたち。落選された候補者たち。
市政全体として、風向きは大なり小なり変わっていることでしょう。
これからの、このまちの風向き。
どうなっていくでしょうか。
良い風向きも、悪い風向きも、あるでしょう。
でも、いつか変わります。
だからこそ・・・!
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冒頭の写真は、kaworukumada|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます。
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