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福岡大学で授業してきました!

昨日、
福岡市にある福岡大学で
法学部の『九州地域政策』という授業の1時限を実施してきました。

この科目については、
もう何年もお声かけいただいていて、ご担当の先生は変わるのですが、毎年光栄なことに担当させていただいております。


ぼくの担当は、『地域づくり』について。

法学部の皆さんが対象で、この科目は、行政機関などの方々がオムニバス形式で来られて、様々な話をされるようです。
ぼくについては、NPOの肩書きにて、
『地域のチカラ』
『市民活動のチカラ』
の目線でのお話をすることとなっています。


認定NPO法人好きっちゃ北九州の紹介から始まり、
仲間の皆さんとともに励んでいる『Bousaiまちづくり』について。

そして、 Bousaiまちづくりを進めていくなかで、『多世代の参加』が重要だということを痛感した先に生まれた『あそぼうさい』について。

そして、あそぼうさいが各地で人気になっていくなかで、大活躍している『好きっちゃアカデミー』の存在について。

お話させていただきました。


ぼくからのメッセージとして、お伝えしたかったところで
『誰かがやってくれる』
『行政がすべきだ、行政のテリトリーだ』

そんな感覚を持ってしまうことも多いと思います。

しかしながら、現実的に、そんなことを思っていても、何も進まない。何も変わらないことは多いものです。

『自分たちで進む』
『地域のチカラこそ大切』
『想いを寄せながら実現する』
こんな気持ちが重要なんだろうと思います。


例えば、
ぼくたちの大目的である、このまち北九州が、北九州の人たちが、もっともっと自分のまちを好きでいてほしい。このまちで育つ子ども達が、自分のまちを好きな気持ちを育んでいきたい・・・!
この目的に向かって、行政をはじめ、誰かが何かを十分に実施できるのだろうか、という疑問があります。

だから、『自分たちで取組む!』
ぼくたちは、みんなプライベートの時間や気持ち・体力を投資して、この活動のチャレンジしています。

防災まちづくりも同様です。
自分達で、このまちの住民自身で、自分たちの命を守る活動を実現していかねばなりません。
その支援をしていくのがぼくたちの役割です。

市民活動のチカラとして生み出されたと言って良い『あそぼうさい』は代表的なコンテンツになってきました。

大活躍している好きっちゃアカデミーの大学生たちも、バイト代が出るわけでもなく、授業の単位になるわけでもなく、先生の評価が得られるわけでもなく、皆さん、主体的に参画していただいております。


そんな、
このまちのため、社会を前進させていくため、
みんなで気持ちを寄せ合うこと。

そんな表現ができたのかなと思います。


こうした授業・講義では、皆さんが感心があって受講しているわけではありませんから、退屈そうな学生さんがいるのも事実です。
なるべく飽きないようにと、猛スピードでお話をしました。
また、穴埋め式のレジュメも用意させていただき、自由記載のアンケートも書いていただきました。

自由記載のアンケートでは、とっても嬉しい感想を多く書いていただきました。

また、こうした講義型では、印象付けやインパクトも重要ですから、特に分かりやすい「あそぼうさい」の時間をとても多く設けました。

具体的に、遊びをいくつか紹介して、その意義や意味についてご説明しました。
また、画面を使ってのダイバーシティかるたや、SDGs神経衰弱についても参加型で実施いたしました。

そしてやはり、結語としての、
こうした「あそぼうさい」の活動も、皆さんと同世代の学生さんたちが、活躍していますよ、という話題展開です。


自分だけの損得勘定では、そんなにメリットがあるようなことは無いかもしれません。

でも、目の前の子ども達と一緒に。
そのまちの人たちと一緒に。
メンバーや未来ある若者たちと一緒に。

気持ちやチカラを寄せ合って、取組んでいけたらと思います。


毎年呼んでいただいている講義も、毎年少しずつ違って、ぼく自身の定期テストのような場になっているように感じました。
今年もありがとうございました。


今日もご覧いただきありがとうございます。
貴重な時間のなか、この記事をご覧くださってありがとうございます。




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