『緊張・・・』をおさえる、3つの方法
スピーチやプレゼンの場面・・・
緊張しますよね・・。
スポーツなどでもそうですが、緊張して、実力が全く発揮できないということがありますよね。
実力・能力と緊張するしないはそれほど関係がないかもしれませんが、
緊張してしまってパフォーマンスに影響が出てしまいます。
上手に緊張をおさえられると良いですよね。
ぼくは、人前で話す機会が多く、先日、「緊張なんてしないでしょ?」と聞かれました。
『・・・いえいえ!そんなことはないです!!』
ぼくも緊張します。
と答えたところ、
『じゃあコツは?』と聞かれたので、
明確に考えたことなかったですが、
ぼくの体験や実感を通じて、3つ!に絞ってまとめてみたいと思います。
このテーマにピッタリの、冒頭のかわいらしいイラストは、たなかこさんが描かれたものを使用させていただいています!ありがとうございます!
①緊張を自覚すること
緊張は誰しもします。
緊張しないほど、強いというのは思い込みですね。
『余裕しゃくしゃく~』となれば良いのかもしれませんが、
緊張もアドレナリンを出して、テンションあげて!良いパフォーマンスをするためです!
まず最初におさえておきたいことは、
『緊張を自覚すること』です。
緊張したときに生じる反応は人それぞれだと思いますが、
ぼくの場合は、鼓動が高鳴ってきたり、唇や顎が震えだします。手や足が震える時もあります。
深呼吸や手のひらに心という字を書いて~とか実践したこともありません(笑)
『あ~、オレ、緊張してる~・・・』
というのを自覚することです。
「イヤイヤ、動じるオレではない」みたいな見栄にも近いような自信過剰があるときは、たいていしくじります(笑)
また、緊張していたかどうかさえ把握できず、頭が真っ白になってしまうパターンも怖いです。
『緊張をしていることを自覚する』
まず、冷静に自分を客観視するところから始めましょう。
②出だしだけでも決めておく
スピーチやプレゼンの場合、緊張してしまうのは始まるまでが大きいと思います。
始まってしまえば、後は野となれ山となれ・・・
出だしの一言、二言、三言・・・を決めておくと良いです。
イメージトレーニングでも、この部分を重要視しておくと良いですね。
この滑り出しの部分までが緊張マックスで、上手く通過できれば、後は大丈夫です!!
『途中で言葉が詰まってしまったり、フリーズしたりするのが心配・・・』という人も多いと思います。
最初から最後まで心配してしまうから大きなプレッシャーになりますよね。
ぜひ覚えておいてもらいたいのが、
自分がフリーズしてしまった、長い長い沈黙の時間は、見ている人にとっては『ほんのわずかな時間』です。
言葉に詰まる、次の言葉を選んでいる数秒間は、大した沈黙ではありません。
「1、2、3(秒)・・・」
喋る方は途方もなく感じる時間ですが、全然OK!気にもなりません。
沈黙してしまった場合でも、頷きながら、息を吸うようにして次の言葉につなげましょう。
③その『場』をイメージしておく
一番重要なのはこの部分です!!
スピーチやプレゼンの場合、
その場に立っていることをイメージしておくと良いと思います。
急に大勢の前に飛び出されたりすれば当然緊張しますし、言葉が出てこなくなります。
自分の話したい内容や言葉選びを吟味するのではなく、
その場に立っている自分をイメージしてみてください。
一番良いのは、
その場から見える景色を想像しておくことです。
可能であるならば、その場に事前に立ってみて、見える景色をインプットしたうえでイメージトレーニングすると良いでしょう。
ぼくも各種講座などで、何度か行ったことのある会場だとイメージしやすいですし、緊張はそれほど高まりません。
一方で、初めての会場であればとても緊張します。
大きな場である場合には下見をしたりすることもあります。
ちょっとだけ話がそれますが、いつも自分でも不思議なんですが、
そうした緊張する場面において、
ぼくの場合は、その思い出が自分からの目線のものではなくて、外からの第三者から見ているような記憶になっています。幽体離脱して見ていたような、自分からみた映像で覚えてないんですよね・・・。
考えてみると、緊張を和らげるために、客観的・俯瞰的に自分を見ることができれば良いのかなと思います。
④+基本
ということで、3つの方法をまとめてみました。
でも、基本中の基本としては、
自分に自信をもっているということです。
自信というのは、無理に自信過剰になれというわけではなく、
『しっかりと準備をしておく』ということです。
その場をイメージし、
入念に準備しておくことで、
緊張が和らげ、良い心理状態になって、より良いパフォーマンスができると思います。
話す内容よりも、見た目や声の印象などが約9割と言われています。
残り1割の内容を吟味することも大切ですが、堂々とお話できるように緊張と向き合えるようになれると良いですね。
今日もご覧いただきありがとうございました。
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