パトロール活動への「ちょっとだけ」ご提案!!
昨夜は、毎月2回実施されている、ぼくの住む地域での『夜間パトロール』でした。
ぼく自身は、参加できない日程が重なり、久々に参加したような感じでした。
市民センターに皆さんが集合して、
一緒に地域の中を歩いて回ります。
各地でのパトロール隊は、
地域での安全や平穏な生活を願う皆さんの意志によって活動が継続されています。
防犯カメラの増加や、非行少年の減少などの要因もあってか、事件・犯罪は減少傾向です。とても嬉しいことです。
パトロールをしていても、こんな穏やかな街のなかで、犯罪や事件が起きるんだろうか?という疑問がわいてくるほどです。
ゴミも落ちてないし、騒いでいる若者もいません。
とても平和な街です。
パトロールによる『効果』は見えにくいものです。
やると、やらないとでの差は分かりにくいものです。
特に、地域活動を牽引するシニア世代の皆さんの、責任感のもと維持・継続されているという部分が大きいと思います。
コロナ禍で、各地のパトロール活動が自粛せざるを得ませんでした。
ウチの地域も「集まれない」なかで、活動が止まったときがありました。
活動者の減少や高齢化など、もともとの課題も合わさって、コロナ禍を経て、パトロール活動が消滅してしまったという地域もあるそうです。
ぼくたち、NPO法人好きっちゃ北九州は、『地域愛の育み』をテーマに活動しており、
『防犯まちづくり』も掲げているテーマのひとつです。
住民共通の課題となる「防犯」において、
地域コミュニティの育みや、自分のまちを見つめること。
他の活動と同じ構図だと思っています。
防犯ということを地域の皆さんとともに掲げ、もっと、住みやすいまち、大好きなまちになっていったら良いなと思っています。
前述のような、時点での課題認識をもちつつ、防犯まちづくりの取組みを展開していきたいと思い、
自発的な活動を企画いたしました。
既存のパトロール活動への『ちょっとだけ』のご提案をさせてください。
パトロール活動の流れは、地域ごとに多少異なるかもしれませんが、
皆さんが、集合して
⇒パトロールして
⇒帰ってきて解散
というのが一般的な流れだろうと思います。
この出発前のタイミングぐらいで、
『紙芝居』をご披露したいなと思っています。
この紙芝居には、
もちろん、絵やイラストで示されており、
裏面には読み文が書かれています。
ストーリーとしては、
防犯活動に関することのノウハウを描きたいと思っています。
例えば、
「入りやすくて、見えにくいところ」で事件や犯罪が起きやすいということ。
例えば、
「ご近所での挨拶などのコミュニケーションが多い」と犯罪が起きにくいということ。
例えば、
「バックを手に持つなら、壁側に持つ」とひったりに遭いにくいということ。
例えば、
「ゴミが多いところ」は次の犯罪の温床になってしまいやすいということ。
などなど、
1テーマにつき、1ストーリーで、紙芝居を作りたいと思っています。
ほんの数分。
3分ぐらいで良いでしょうか。
ちょっとしたノウハウが詰まった紙芝居を皆さんで見つめていただき、
「おしまい、おしまい。はい!以上です!それじゃあ出発~!」ぐらいの感じで良いと思います。
無機質・機械的になりがちなパトロール活動において、ちょっとした学びのエッセンスを付け加えようという狙いです。
たった数分でも、続けていくうちに、「今日のテーマは何だ?」っていう楽しみも少しはできるでしょう。
パトロールしながら、「あぁこういうところを見れば良いんだ」とか、「知らなかった」とか、「そうそう、前にもこんなことがあった」とか。
話題の種にもなると思います。
ウチの校区では、月2回の夜間パトロールをしていますので、年間で言えば、24回ですね。
なので、『24テーマ』の紙芝居を作ることを計画しています。
とは言え、、、、
ぼくたちには、作成費の財源がありません。
募集のあった『助成金』に手を挙げ、この企画を提案したところ、、、見事当選!!助成していただけることとなりました。
『一般社団法人ハウジングアンドコミュニティ財団』の募集していた、
『住まいとコミュニティづくり活動助成』に合格させていただきました。
とても素晴らしい助成金で、感謝するばかりです。
託していただいた期待を、しっかりと成果でお応えしたいと思っています。
ハウジングアンドコミュニティ財団|住まい・まちづくりNPOの助成・支援 (hc-zaidan.or.jp)
とても素晴らしい助成金なので、応募がとても多いようです。
今年度の募集は、全国から123件の募集があり、当選は22件。九州ではウチだけのようです。
選んでいただき、とても光栄です!!(そして、プレッシャー・・・(笑))
年度ごとの助成対象団体|一般財団法人ハウジングアンドコミュニティ財団 (hc-zaidan.or.jp)
これから、紙芝居を作っていきます。
①24個のテーマの概要を検討する。
②それぞれのストーリーを熟考する。
③絵コンテと読み文を作る。
④絵やイラストを完成させる。
⑤データ化して展開できるツールにする。
⑥実物を作成する。
という段取りで進めていきます。
もちろん、この経過でのディスカッションをしていかないといけないでしょう。
途中の段階で、試行実施も必要でしょう。
もっと、あわよくば、な構想としては、
この『読み手』となるのは、地域の中での「若手」に頑張ってもらいたいなと思います。
ぼくのように、PTAやおやじの会世代ですね。
専門家でなくとも、裏に読み文がありますから、少し大きな声で皆さんの前で読んでいただくだけで良いです。
そんな『役割』を得ることで、
頼りにされ、頼りになり、
参画意識や意義が高まっていくと良いなと思っています。
完成した暁には、
データで展開できるので、全国各地でのパトロール活動に活かしていただけたら良いなと思っています。
しっかりと作っていきたいと思います。
乞うご期待!!
今日もご覧いただきありがとうございます。
関連しそうな記事をいくつか貼っておきますね。
<1年前の”今日”の記事★>
めっちゃ良い話!!!
ぜひ、見てくだサイ!!
あっ、じゃなくて、ぼく自身もしっかり読み返すゾウ!!!