ゴミと治安の関係、ゴミ拾いをしてみて分かった
昨夜、ウチの校区での月に2回の『夜間パトロール』がありました。
小・中学校のPTA、おやじの会で声をかけながら参加しています。
(最近、皆さんあまり来てくれないですが泣)
元気なシニア世代の皆さんが、いつもパトロールを頑張っていただいています。
ありがたいことです。
まぁ、ぶっちゃけ、パトロールの効果があるかどうかは不確かなものです。
全然、不審者もいないですし、遊びまわっている若者も目にしません。
パトロールしても意味ない。参加しても意味ない。
そう捉えられがちなのかもしれませんね。
以前に、ぼくが思うその意義や効果について書いたことがありますので、貼っておきますね。
ぼくの参加動機と言っても良いのかもしれません。
今日の話題からちょっと逸れますが、
それでも、何回もやっていたら、何かとあるもので、、
真っ暗な公園の、すべり台の上に、ちょこんと座る自称高校一年生の女の子に声をかけたこともありました。(最初はオバケかと思って2度見しました(笑))
何かイヤなことでもあったのかな、家で何かあったのかな。心配です。
声をかけたら、すごく丁寧な言葉遣いで応答してくれました。気をつけて帰ってくれていると信じています。
どう思われたか分かりませんが、
その子からすると、
心配して、地域の人が声をかけてくれたっていうことかと思います。
それで良いと思います。
前回なんかは、団地の中で、段差につまづいて転んでいるおじいさんがいました。たまたま通りがかった女性が対応していまして、処置を交替しました。
どうにもこうにもいかなくって、結局救急車を呼びました。
パトロールをしていると、色々あるもんですねぇ。。。
さてさて、本日の話題です。
昨夜のパトロールも、(ぶっちゃけ)いつものように、何にもなくって、30分ぐらい歩いて終了、という感じだろうと思っていたので、
最後尾でゴミを拾ってみました。
パトロールで通った道は、全部ゴミ拾おう!!と意気込んで臨みました。
とは言え、急いで家を出たぼくの装備は、レジ袋1枚、軍手、以上。
いやいや、袋1枚って、絶対足りんやろ〜。
カンとかペットボトルとか、結構かさばるよ~。
まぁ、初めてのことだし、いっぱいになったらなったで、それはそれで。
では、スタート!!
えっ、、、、
えっ、、、、
そういう目で見てみると、
ゴミがたくさん・・・・・
と、
思っていたのに・・・・!!!
全然、無い------ッ!!!!!!!!!!
いや、マジで驚きました。
ゴミ、全然ないんです。
特に、団地の中。
全く無いんです。
ゴミステーションの近くなんて、結構あるかと思いきや、全然無いっす。
ライトで照らしながら、落ちてる小銭でも探すかのように、しっかり凝視してゴミを探しました。
この団地は、自治会(町内会)がかなりしっかりされています。
もしかしたらゴミステーションの管理や、清掃活動なんかもしっかりされているのかもしれません。
団地全体の清掃の委託業者さんなんかが掃除してくれているのかもしれません。
そこは詳細には分かりませんが、
この団地以外にも市民センター周辺や、
子どもの通学路であるウチへ帰る道中も、全くゴミがありません。
ウチの校区は、
ぼく自身は移り住んだまちです。
(こんなこと言ったら怒られるかな?(笑))
ぼくが子どもの頃は、結構荒れた校区で、例えば中高生とかだったら、関わるなって言ってたような校区でした。
移り住むときも、治安は大丈夫かな?とか思っていました。
住めば都で、とっても暮らしやすいまちです。
地域の人たちも、子ども達もとても穏やかで、
素行が悪い、治安が悪いなんて、全く無いです。
驚くほどに。
ゴミ拾いしてみて、分かりました。
こんなゴミひとつ無いまちです。
そりゃ治安が良いはず!!!!!
割れ窓理論で、
ゴミがあるところには、またゴミが捨てられます。
落書きがあるところには、また落書きがされます。
汚れているところ、薄暗いところ、隠れることができるところ。
負・悪・暗・陰の空気があるところには、そうした人や事柄が寄ってしまいます。
いわゆる『風紀』っていうやつですね。
公私ともに、ぼくも色んなまちに行きます。
そのまちの治安や、子ども達の素行が悪いところは、すぐ分かります。
まず、ゴミが多い。
そして、道の草なども伸び放題だったり。
こうした雰囲気は、そのまちの本質に影響していくものです。
昨夜、ゴミを拾おうとして確信しました。
このまちの治安は良い。
風紀が良い。
子ども達も「ぐれない」はずだわ。
とても安心しました。
こうした地域の保全機能も、自治会・町内会が支えてくれていたりします。
逆説的に、恥ずかしながらの話をします。
ぼくの家の目の前に公園があります。
ぼくも、子ども達も大好きな公園です。
でも、この公園はゴミが多いんです。
多世代にわたる利用者が多かったり、駅に近いこともあるんだろうと思いますが。
この公園は、『公園愛護会』が無いんです。
つまり、地域住民による自治機能がありません。
誰が公園をキレイにするの?
行政がキレイにするのを待つの?
ということになります。
それでも、ぼくが引っ越してきた頃は、もっと、とんでもなく汚かったです。
当時は、ウチの子たちも小さかったですから、しょっちゅうこの公園で遊んでいました。
ゴミの指定日の朝や、公園に行く度に、自主的にゴミを拾っていました。
(近所でも、入門さんのお父さんがゴミを拾っているらしいという噂があったそうです(笑))
公園のゴミを自主的に拾っていると、他の子ども達や保護者さんが一緒に拾ってくれたこともありました。
もう何年も前の話ですが、その頃からすると、見違えるほどキレイになったと思います。
いつも子ども達で賑わっている公園です。
自分たちが住むこのまち、
子ども達が育まれていくこのまち。
ぼくは移り住んだまちですが、
子ども達にとっては『ふるさと』です。
治安や風紀は良いにこしたことがありません。
ちょっとしたことですが、
こんな些細なことから、
そのまちの安全や安心が守られていくことと思います。
今日もご覧いただきありがとうございます。
冒頭のイラストは、TOMO|noteさんの作品を使用させていただいています。いつもありがとうございます。
<1年前の”今日”の記事★>
おお。
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