昨夜、北九州の北西側の日本海で小規模な地震がありました。
これぐらいの地震だと、
全国各地でしょっちゅう起きてることですが、
この辺では、全く地震がありませんので、震度1でも話題になるほど驚いています。
ちょっと深掘りして調べてみようと思っているのは、
日本海の中の断層です。
太平洋側は、海側から日本列島の下へと潜り込んでくる大きなプレートがあり、首都直下や南海トラフなど、様々な地震が想定されています。
それらの大きな海溝型の断層から、日本列島の向こう側にあたる日本海側ではあまり想定がなされていません。
そもそものところで、
日本列島は、中国大陸と引っ付いていたと言われています。
つまり何億年とかけて、切り離されていったと考えられています。
ということは、日本と大陸との間に、亀裂を生じさせていく断層があるものと考えられます。
ひとたび亀裂が入ったら、水の流れで加速度的に谷が形成されるのだろうとは思いますが。
もう一度、今回の震源に注目してみます。
この位置関係、、
どこかで見たような、、、?
これです!!
対馬と沖ノ島が、北九州を守ってくれているという位置関係を記事にしたものです。
『島』は、海の中の山ですよね。
海底の地形を見ていくと、島は、海底にそびえ立つ山のてっぺん部分ということですね。
たいがい、島の並びを見ていくと、お利口さんに並んでいます。
つまり、
断層など地殻の割れや押し上げにより、並んだ島々がつくられるということです。
今回の震源の位置は、対馬→沖ノ島→震源という位置にありますので、何らか因果関係がありそうですね。
既に、調査、公表されている断層からすると、宗像あたりから続く西山断層と、北九州市内を通る福知山断層帯が一番近そうです。
西山断層が伸びた先が沖ノ島です。
福知山断層帯は、南側では遠賀川と合流します。
北九州市内では、国道200号線のデコボコ地形や、頓田貯水池側の隆起にも当たります。伸びた先に白島がありますね。
ちなみに、福知山断層帯は、全国で66?(ぐらいだったと思います)の、S級の断層に指定されています。
こちらのページが最も公式だと思います。
太平洋側の海溝型のプレートで言えば、
爪が伸びるスピードで、日本列島の下へと沈みこんでいってるそうです。
ぼくは、週一回ぐらいで爪を切ります。
1年間、伸ばしっぱなしにしたらどうなるでしょう?(笑)
年間50cmぐらい?の数字だったように思います。
年間で50cm移動するほどの圧力がかけられています。
地震が起きずにその圧力をため続けると、
10年で、5mです。
100年であれば、50mです。
地球の時間軸は、
ぼくたち人間のほんの儚い生命のものとは比べ物になりません。
何万年、何億年とかけて、
今の地形をつくりだしています。
でも、一刻一刻と、地球は動き続けていて、突然、牙を剥きます。
トルコの地震もそうですよね。
思いっきり断層がありました。
日本に住んでいる以上、どこにいっても地震と共存共生していく運命です。
しっかり備えて暮らしていきたいですね。
今日もご覧いただきありがとうございます。
一年前の今日の記事★
成長してるときが楽しい!!
ホント、そうです。
これを実感する、嬉しい日々です。