若手NPOプレイヤーに聴いてみよう!
2023.11.19(日)
北九州市八幡東区のココクル平野にて、
『NPO・ボランティアフォーラム』を開催しました!!
このフォーラムは、NPOやボランティアなどの市民活動に携わるメンバーが繋がって、自分たちで自主的に開催している勉強会のようなもので、シーズンごとに、こうしたフォーラムを開催しています。
今回のフォーラムの宣伝記事!
前回のフォーラム!
今回は、若い世代の活動者に話を聴いてみよう!
若い世代の感性や、感動に対する考え方や見方。
そしてどんなモチベーションで活動しているのか。
そうした気持ちを聴くことによって、若い世代も含めた活発な活動や、人材の拡がりが果たせていけるのでは?という狙いです。
ウチのNPO法人好きっちゃ北九州の谷本くんと
KID’s workの高城くんに、
スピーカーになっていただきました!!
事前に質問をお知らせしておいて、
それぞれに一問一答の回答を『フリップトーク』にして、お話していっていただきました。
まずは、自己紹介・活動紹介からスタート!
とっても柔らかい印象で、楽しそうに話すお二人なので、会場の雰囲気も、ほんわかと温かいものでした。
質問は5つ
①活動でして楽しい事や大変な事は?
②NPOの世界はどんな風に見えていますか?(良いところ、悪いところ)
③上の世代から影響を受けたことや学んだことは?
④市民活動において「支え合い」をどう感じるか?
⑤今後のNPO活動で実現していきたいことは?
好きっちゃの谷本くんは、と~っても色んな場面の経験をしてきており、どこに行っても楽しめる!というような性格の持ち主です。
先輩世代の皆さんからかわいがられて、『恩送り』という言葉が印象的でした。
恩返しというわけではなく、未来へと、恩や気持ちを送っていくこと。
きっと、もう少しして、ご本人が下の世代を育ててかわいがる頃には、未来へと恩を送っていっていただけるものと思います!
KID's workの高城くんは、キャンプなどの体験活動において、キッズの頃の参加者だったのが、少しずつ成長しながら、その年齢に応じて役割が変わっていき、現在ではNPO側のプレイヤーとして大活躍という感じです。
その時々で、見えていく視線も変わっていき、役割を与えられるとともに、その楽しさを実感していくという、素晴らしい成長の遂げ方です。
もっともっとNPOの世界が注目されていく世の中に、という話がとても印象的でした。
た~っぷり話していただいて、
『どうしたらこんな良い子に育つんだろう』と、呆然としていた参加者の皆さま(笑)
それぞれのテーブルを囲んで、感想や更なる質問について話し合っていただきました。
それをまた全体でシェアいたしました。
(今回も板書は、大久保さんのプロの板書です!)
皆さんの感想をシェアしていき、次なる質問もいくつか生まれていきました。
同世代の人たちで、こうした分野で活動する人がいるのかどうか、またどうしたら取り込んでいくことができるのか?といった質問でした。
こうした分野での活動者や関わる若者は、それに触れているかどうかの違いで、チャンスやきっかけが無いだけなのかも?ということでもありました。
何かのきっかけで関わりを始めることもあるんだろうとのことです。
また、敷居の低さというか、堅そうでないことも大事。あと、仲が良さそうなことも大事(笑)。何をやっているか外から見て分かることも重要だそうです。
最後に、お二人に、今後のNPO活動を続けていくための原動力は何かをお聴きしてみました。
お二人ともの回答が同じだったことが、象徴的でした。
それは、『楽しいから』ということでした。
活動が楽しいから続けていけるし、次なる活動の原動力になっていきます。
自分自身が楽しみながら、活動できることが重要なんだろうと思います。
意義深いもの、理念が崇高なもの。様々な市民活動がありますが、まずは自分自身が楽しめないと!ということが大切なんでしょうね。
とても大切なことを再認識したように思います。
個人的に嬉しかったのは、谷本くんの回答のなかで、
「今後、NPOとして実現していきたいことは?」の質問で、『北九州のファンを増やす』という回答をしてくださっており、ぼくたちの活動理念そのものをお話してくれました。
関わる人が増えて、一緒に携わっていく人が増えて、触れているうちに、繋がっているうちに、「このまちが好きだ」っていう気持ちが芽生えて育っていく。
そんなまちづくり、人づくりについてお話してくださいました。
この部分は、アンケートを拝見しても多くの人たちに共鳴していたことが嬉しかったです。
シーズンごとに開催しているNPO・ボランティアフォーラム!
次回は年度末あたりになるでしょうか。
次の開催もとても楽しみです!
今回は、若者に聴いてみよう!という企画で、とっても有意義なフォーラムとなりました。
ぼくのこの記事では語り尽くせません。
ご参加してくださった皆さまには、それぞれ持ち帰ることのできる大切な想いがあったのではないでしょうか。
また、もっと知りたい!話を聴きたい!という方は、両若者をおたずねください(笑)
今日もご覧いただきありがとうございます。
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