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二重チェック・三重チェック、その向き合い方
書類の確認や、
何かの作業をする場合など、
1人だけに任せずに、
二重・三重にチェック、確認の作業をすることってありますよね。
部下から上司へ書類をあげたりとか、
2人以上で、一緒に確認しながら作業を進めたりだとか、
安全確認のため、まわりは見守っているとか。
色んな場面があると思いますし、
仕事や活動の内容によっても異なると思います。
正確に、
誤りなく、
ご迷惑をかけないように、
また、安全を期すために。
などなど。
危機管理・安全管理という点でとても大切な行動ですよね。
その行動への向き合い方、いかがですか?
例えば、部下のぼくが上司へ資料をあげていくとき、チェックされるのがイヤだなぁと思っていたときもありました。
上司となって、いちいちチェックするの、めんどくさいなぁと思うこともあります。
よね?
めんどくさいのはたしかですし、
その分の人的労力が倍も3倍もかかっているわけですから、
軽減したいところではあります。
でも、大切なチェックだと分かっているのです。
そこで、それに向き合う心の持ちようが大切だと思います。
まず、チェックする側にとっては、
もし、何かしらの不備を見つけたら、それはとてもラッキーというか、チェックしたからこそ、不具合が起きる前に止めることができたとポジティブに考えたいなと思います。
逆に上司にチェックしてもらう部下の気持ちとしては、
どんどんあげてほしいと思います。
もちろん、ノーミスでやってほしいなと思いますが、
一人で見ていたって、誤りに気付かないことが多いんですよね。
そんなもんだろうと思います。
多くの人の着眼点でチェックしてみると、気付くものです。
一人では気付かない。
だからこそ、どんどんあげていって良いのだろうと思います。
以前はこんな上司さんが居たように思います。
何かしらのミスがあったら、完全にノーミスであげてこい!気が抜けているんじゃないか!仕事の手を抜いてるんじゃないか!ぐらいの感じで指摘する上司さんです。
これだと、あげていくのも怖くなりますし、何より時間がかかります。
そして、時間をいくらかけても、気付かない(笑)
そんな時間があるなら、倍も3倍も、別の仕事をしてほしいですね!(笑)
ぼくも、部下の職員さんのミスを見つけることがあります。
とても申し訳なさそうな感じです。そこで声をかけます。
「全然OKですよ!そのために、ぼくがチェックしてるんですから!ぼくが担当者のときもそうでした、自分では気づかないものですよね!だから、どんどん遠慮なくあげてください!」
というような感じ。
また、いつもこんな感じで応対してあげたいと思っています。
また、
いつものことだから、
何のミスもエラーもないはずって、常態化してしまうこともありますよね。
「いつも通り」というのは、まぁ良いことではあります。
担当する人は、それで良いと思います。
ただ、チェックする人、見守る人は、いつも通りとは思わずに、広い視野でチェックしたいですね。
いつもノーミスでも、今日ばかりは何かに不備があるかもよ?もし見つけたらラッキーぐらいの心持ちで接したいですね。
手間や人手をかけて、わざわざ二重チェック・三重チェックするような仕組みの場合には、こんな気持ちで臨んでいたいと思います。
今日もご覧いただきありがとうございます。
冒頭のイラストは、旭 百|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます。
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