『鬼は外~!福は内~!』
先日、我が家でも、楽しく節分の行事をしました。
いや、「楽しく」は語弊があるかもですね(笑)
まさに、鬼の形相で、豆を投げつけ合う親子(笑)
日頃からの憎しみが込められていたように思います(笑)
鬼は外部からの進入者。
内側の団結を高めるために、外部者を鬼と見立てました。
でも、ときとして、外からの流入は良い文化や影響をもたらすことがあります。
2年前の節分でのこの記事を是非ご覧ください。
この、「内」と「外」の構図で真っ先に思い浮かぶのが・・・
いや、思い浮かぶどころじゃないですね。
ぼく自身、四六時中、考えていることかもしれません。
ぼくたち、『NPO法人好きっちゃ北九州』の活動そのものです。
新市長が選出され、ちょうど1年が経ちました。
外から来られた市長は、
北九州はスゴイ!ポテンシャルがある!!
って市民や市職員を鼓舞していただいてます。
まさに外から来た風のように、良い影響をもたらしていただけるものと思います。
新市長の政策や提言は、どれも外に向いています。
市外からいかに評価していただけるか、
市外にどれだけ発信・影響させていけるか。
そうした視点をもっておられるように感じます。
15年前、ぼくたち「好きっちゃ」が発足したとき、
散々議論しました。
ぼくたちの愛するこのまち、北九州が、もっともっと良くなっていくにはどうしたら良いんだろう?
ぼくは、もっともっと市外にアピールしていこう!新市長と同じですね。
そんな提案をしましたが、みんな何だか納得言っていない。
もっと議論していった末に見えてきたこと。
北九州を、内側から、愛着のあるまちに育てていかないと。
つまり、『このまち北九州が好き』っていう想いを、このまちに住む人たち自身が想い、感じていくことが重要であると結論付けました。
なので、ぼくたち『NPO法人好きっちゃ北九州』は、完全なる『内向き』の活動です。
もっと言えば、ローカルなローカルな、『自分のまち』への愛着を高める活動をしています。
小学校の校区や、町内会の単位のような、地域コミュニティの皆さんと協働した活動を中心としています。
そんな、内の内の、地域愛を育んでいくことを主としています。
発足から15年経ちました。
随分と時代や文化が進んできました。
北九州が好き!
なんて、多くの人たちが言っています。
ムーブメントも大きいです。
15年前は、「好きっちゃ北九州」なんて恥ずかしくて、あまり他人に言えませんでした(笑)
今となってはどうでしょう?
市の公式SNSさえ、この名前をパクっていただき(笑)
北九州への愛着は、市民の皆さんに随分と高まってきていることを感じます。
ぼくたちの活動がどれほどの影響を及ぼしたのか、全く分かりませんが、おそらく微々たるものだろうと思いますが、こうした名称で活動してきたことも、少しは雰囲気づくりになったかもしれません。
一方で、ぼくの失敗は、
外からの評価を得ようとしなかったことです。
内側の人たちが満足していれば、それでOK!
外からの見てくれなんて関係ない!というスタンスできました。
だから、、、、
外から見たら、何にもしていないようにも見えるのかもしれませんね。
それは残念です。
内向きと外向きの発信。
課題は多いです。
頑張ります。
今日もご覧いただきありがとうございます。
冒頭の節分にちなんだイラストは、玉三郎|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます。
ちょっとだけ、好きっちゃの紹介。
<1年前の”今日”の記事★>
<2年前の”今日”の記事★>