部下の接し方は『見守る』ことが大切
昨日、こんな記事を書きました。
コーチングの話です。
もう一歩進んで、というか同じような話です。
「部下」という言葉が、ぼくは好きではないです。
上下の関係性と言うよりは、職場や業務においての職位であって、人間的に偉いか、優劣がついているかとかのことではないと思います。
とは言え、ぼくたちの仕事は特に階級社会なものですから、その職位の差には重みがあります。
一般的には部下と表現するのでしょうが、「同僚」「ウチの職員」と言い表したいと思います。
昨日、ぼくの係の職員と3人でゆっくり話す機会を設けました。
仕事だけに限らず、様々な人生のステップがそれぞれにあって、やっとこうした場を設けることができたねっていう感じです。
「部下」とは言え、歳も2つ下で、一人は同期、一人は入職の先輩です。
職場を離れれば、気心が知れた歳の近い先輩・後輩・同期というような感じです。
とても楽しい場になりました。
色んな話題が出ました。
それぞれが思っていること、感じていること。
もちろん、ぼくの考えていることも伝えて、
お互いに、へぇ~っていうこともたくさんありました。
一番感じたことは、それぞれの人生や暮らしのなかで、それぞれに頑張ってる。思いを込めて業務に接しているということです。
分からない事や大変なことでも、トライしていっています。
着実に成長していってます。
頼もしい限りです。
ぼくが育成しているなんてのは、おこがましくって、もちろん、時折、声もかけたり、意見したりしますが、
大切なことは、『見守ること』なんだろうと感じました。
ちゃんと前を向いて歩もうとしています。
それを見守ってあげておくこと。
放置することとは違います。
つまずいたり、コケたり、立ち止まってしまったときには、すぐに手を差し伸べてあげられるよう。
違う方向に進んでしまいそうなときには、一緒に次の方向を探せるよう。
見守ってあげておきたいと思います。
ウチの職員が、以前、職場の研修の中でとても嬉しい発言をしてくれました。
「自分に信頼して任せてもらえるから、自分もしっかり信用されるよう、きちんと仕事で応えようと思っています」
スパルタや、恐怖政治なんて必要ないんですね。
しっかり託して、預けて、見守って。
ちゃんと成長していくんだと思います。
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冒頭のイラストは、さくらもち市長|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます。
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