チームプレー【信頼と後悔と本当の敵】
複数人の『チーム』での活動をすることばかりです。
会社などの組織においても、
何かしらを活動する団体においても、
分かりやすいのはスポーツなどでのチームですね。
そんな『チームプレー』について、大切なことは何か?
最近いくつかの事例がよぎったので、3つのテーマで、
根本的な事ですけど、アウトプットしてみたいと思います。
①「任せる」ことに賛同する
よく、しょうもない国会で、何かしらの失敗をした大臣なんかがいて、『任命責任は!?』とトップが叩かれます。
任命する責任があるんですって。
トップだけが叩かれれば良いというわけではありませんよね。
チームとなるとそうはいきません。
色んな作業を分担するにおいて、
『うん!あなたに任せたから!』って全員が納得・賛同いく状態でスタートしたいものです。
『託した』という感覚に近いかと思います。
こういう過程をしっかりと踏んでいくことで、
もし失敗したとしても、「みんなで決めて、任せたんだから」ってなります。
任される方も、「みんなが託してくれたんだから」って責任感を増して対応していただけるものと思います。
良くないのは、いつの間にか担当が決まっていて、みんな納得言ってない状態で、上手くいかないと陰口が出てくるというパターンですね。
いま、とある活動において、とっても重たくって責任を伴う作業を誰が担当するか、誰に任せるかっていうのを議論しています。
みんなで、「任せる」ことに賛同したいですね。
②本当の敵は内側にはいない
とある組織(チーム)での話です。
アイツは一生懸命がんばっていない。だから向上できていない。
自分よりも劣っている。
ポジション争いで、ライバル関係です。
自分が上に行くためには、相手が下に下がれば良いですよね。
相手を下げながら、自分が上に上がろうとします。
いやいやいや、
身内どうしは『敵』ではないです。
本当の敵は外にいるはずです。
スポーツなら、他のチームだし、
会社なら、他のライバル会社です。
オレも頑張るから、お前も頑張れ。
オレに負けるようじゃ、他のチームの奴らにも負けるぞ。
だから一緒に頑張ろう。
強いチームや組織ほど、こうして強くなっていくんだろうと思います。
井の中の蛙、大海を知らず。
弱いチームのメンバー、外のライバルチームを知らず。
同じチームのメンバーで、より強くなっていくためには、
時には激論を交わさないといけないこともあるかもしれません。
妥協せずに意見を言うことも必要です。
ののしりあうんじゃなくって、外に対して、より強い自分たちへと成長するためです。
目線は外に向けて、
内側に向かって、スクラムを強めて・固めて。
本当の敵へと立ち向かっていきたいですね。
内側に敵はいません。
それが、『無敵』ということです。
③信頼と後悔
とある団体競技を観ました。
0コンマ何秒を争う競技です。
年に一回の大勝負です。
ずっと練習・研鑽を重ねてきたんだろうと思います。。
でも、
勝負には、勝者がいれば、敗者がいます。
上手くいきませんでした。
結果は良くありません。
競技終了後、メンバーの顔触れを見ます。
どんな落胆や後悔があるんだろう。
そんな気持ちを察していました。
でも、不思議とみんな晴れ晴れとしていました。
上手くできたこと、
上手くいかなかったこと。
もちろん、上手くいかなかったことは悔しかったようですが、
練習以上に上手くいったこともあったようです。
その成長と失敗の両者を抱え、
「やってきた」想いで、達成感にはなっているようです。
チームプレーですから、
自分は上手くいっても、仲間が失敗するかもしれません。
仲間も同じ思いを抱えています。
プレッシャーをかけ合います。
でも、とあるレベルを超えると、少し違ってきます。
アイツがミスしたんなら仕方ない。
自分はアイツのためにも頑張る。
自分がミスしたしても、信頼される自分でありたい。
そんな相互の信頼関係が、より自分達どうしを成長させるモチベーションに変わっていきます。
これが中途半端なチームだと、
誰かが失敗した途端に、みんなで指をさします。
アイツのせいで負けた。アイツがちゃんと練習してこなかったからだ。心の中でそう思って、誰も声をかけません。
いやいや、
まさかアイツが。
アイツが失敗したなら仕方ないじゃないか。
誰よりも頑張ってきたじゃないか。
そんな風に思える『信頼関係』を積み上げていくことが、何よりも重要です。
そのためには、どうすれば良いでしょうか?
日々の研鑽を積み重ねていくしかないですよね。
そんなチームになれると良いなと思います。
そんなチームが成功を掴むんだろうと思います。
少し抽象的な話になってしまいましたが、
自分の所属するチームに置き換えて、この記事をご覧いただけたなら良かったなと思います。
仲間を信じ、
自分が信じてもらうためにも、自分の務めを全うしていけたら良いですよね。
今日もご覧いただきありがとうございます。
冒頭の可愛らしいイラストは、ひろの|noteさんの作品を使用させていただいています。ありがとうございます。
<1年前の”今日”の記事★>
昨日も、家庭教育学級の話をしていました。
令和5年度は、もっと難しい状況になっています。
それでも、大切な学びの場を持っていたいです。
今年度もトライしたいなと思っています。
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