35. ナハトムジーク
こんな世界に生まれ「良かったね」と人は言う
何一つ不自由なく 空が青いのは
見上げた人を癒す為に なのか
こんな筈じゃなかったと 青ざめてるのか
何かを乗り越えて 成長していくことが
生きるということなら あたしは死んでいる
次はどんな生き物にしようかな
川の流れに逆らわぬ 葉っぱもいいな
新たに希望や 願いや 夢が あたしにもできた時
心の底から頑張った後に どんな顔をくれますか
不可能と思われていたテクノロジー
次々開発してんだから
保証して 笑顔を 保証して
※見えない長道も 山形も 気が向いたらね
あたし以外にも 構ってくれる 人は数多でしょ
腰を下ろして 辞めた景色 閑散と輝いた
言ってる意味が 分かるかしら
奇抜な人生に 飽きたところよ
溶けてしまうんじゃないかと 心配したぐらい
寝る時間も 体力もない日々だった
それが 今は永劫に眠る時間ある
なぜか体力はあの頃よりもない
何かを読んでも 何かを聴いても
あたしをヒビ割る1粒
そこから新たに 大きな発芽を
目指したくなってしまうのが
その影には 必ずあの日の始発と最終と残業 無休
塞いで 寝込んで 塞いで
※寝れない 夜中まで 朝方まで 脳 蝕む空よ
邪念を散らすまで 音を上げて 自然の環境音
夢が覚めたら 霊さながら へばりつく光を
剥がすためだけに使おうかな
夜には 音楽はいらないわ
少しの愛と 少しの困難 それで感じる幸せの形
それだけでいい 大きいはいらない
わがままですか 甘えですか
※片足突っ込んだ 後だから 今の現状を
妥協と付けられる
振り出しから 見なけりゃ良かったの
腰を下ろして やる仕事にも ちゃんと坂はある
言ってる意味が 分かるかしら
奇抜な人生に 飽きたところよ
ここにも笑顔は ちゃんとあるわ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?