58. コウノトリの噛みあと

命は尊くて 儚くて 脆い
それに伴い 美しいということを
忘れて無駄にしちゃうのが玉に瑕
でも常に念頭に起き続けるのは難

だから 1年に数回ぐらいは
大空を仰ぎ 小ささを恋う

※なんで走れているのか? 笑えているのか?
その答えを 僕はまだ即答できるほど
人生には がむしゃらできてない
関わってくれた 寄り添ってくれた
あなたにだけは届けたい言葉たちが溢れているよ
口に出すと 減って見えてしまう想いなんかじゃ
僕の意味がない
命に限りがあるから 命の限り それを育てるよ

気づいたら走っている朝がある
気づかぬうちに見逃す夜がある

明日があるから 明日があるから
昨日の意味を考える余白
無力だから まだ無力だから
命に反する挑戦ができる それが糧に

※生まれた意味を
最初から持っている人生なんかじゃ
出会えなかった景色 巡り会えぬ人 愛があったよ
ドンピシャでハマる 無二な形
僕の心にだけ留めておくには勿体ない
想いが容量を超えない 出来すぎた僕の心
吐き出すための 伝えるための
機能を授かってる 僕なのに

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