5. 青二十二才

「生きる」ってどんなことだったっけ？
味のしない物ばっかで食い繫いでる
喉が渇いてるから 汗をかきたくないな
そんな1週間です

明日の僕は何してるかな
なんて今日の僕なんかが心配してる
誰が言ってるんだって 顔向けできないな
死ぬ前の僕にさ

抜かされることを悔しいと思っていた過去
午後3時 起きて ぼーっとテレビを見てる
今と未来の先も

※雨が降ってるからって 底で寝そべっていた
腰が痛いな 意欲ってなんだ？ 作り方を教えて
「晴れたら歩こうか」 なんて呟いたっけ
分かっているからこそ 余計に寝るしかないんだ

こんな拙い言葉 綴ったって
いつもと同じなんて分かっているけど
「今度こそ僕は」って 「今日こそ僕は」って
今日ぐらい思いたいんだ

きっかけがないだけと嘘諂っているだけ
その先のがらんどう 知らんぷりしてるんだ
昨日は昼寝してた

※太陽が出てたって 遮光が上手くなって
息しずらいな 夢を見ようか 見てるだけでいいかな
目の前の娯楽だって 刹那より短くって
この歌を作ってる 歌ってる 生きてる

くだらないね つまらないね 今が楽ならそれでいい
とか言ったって もう眠くないね 誰かが待ってる
わけでもないけれど なんか今日は 今日だけは

※雨が降っていたって 太陽が嘲笑って
いたとしても それがなんだ 餌付けをしてやれ
横目で流し見していた あいつみたくなれるか
でも 僕を止められる 人は僕しかいないんだ
明日の僕はどんな 顔をしているのかな
なんて今日の僕が 心配してるって歌さ