相続税の課税対象となる資産
Q.相続税の課税対象となる財産について教えてください。
A.相続税の対象となる財産は以下の通りです。
①死亡した人が死亡した時点で所有していた財産
例えば、現金、預貯金、有価証券、宝石、貴金属、土地、家屋など
のほか、貸付金、特許権、著作権など金銭的に見積もることができ
る経済的価値のあるすべてのもの
②死亡退職金、被相続人が保険料を負担していた生命保険契約の死亡
保険金で一定の金額を超えるもの
ここでいう「一定の金額」とは、以下の計算式により計算された金
額をいいます。
生命保険金、死亡退職金の非課税限度額
=500万円×法定相続人の数
③相続や遺贈により財産を取得した人が死亡した人から一定期間内に暦
年課税による贈与により取得した財産
④死亡した人から生前に相続時精算課税の適用を受けて取得した贈与財産