2022 クリスマス マーケット
イタリアでは12月8日が祝日で、だいたいこの頃にクリスマスのプレゼントの買い物をしたり、クリスマスツリーなどの飾りを出したりします。
ミラノは12月7日が守護聖人、聖アンブロージョの祝日のために毎年連休になり、Fiera dell'artigianato と言うクリスマスマーケットが開かれます。
私たちも今年は3年ぶりに行って来ました。
フィエラにはイタリア国内はもちろん、世界中から店が集まって、世界中を旅行している気分にさせてくれます。
できるだけ混雑を避けようと、朝、開場前から出かけました。
写真にあるのは トレンティーノのグラナパダーノチーズに、 ミラノの中華街の獅子、クローブやスターアニス、シナモンなどスパイスのクリスマス飾り。
何よりも食べ歩きが目当ての私達が食べたものは、
バイエルンのブレッツェル(Bretzel)
中国コーナーでは肉まん(包子)
スペインのチュロス
シチリアのアランチーニ(ライスコロッケ)とカンノーリ
などなど。
もちろん 買い物もしました。
毎年クリスマスに飾るプレゼピオは、ペルー出身のお友達から10年以上前に頂いたもの。
ペルーのコーナーで、ちょうど家にあるのと同じプレゼピオを見つけて、羊と天使を買い足しました。
それから北イタリア、トレンティーノのコーナーでは三角帽子のノームの人形を買いました。
ここ数年、クリスマスの時期になるとよくノームを見かけるようになったので、調べてみると、ノームは魔法や錬金術の世界の土の妖精なのだそうです。 15世紀にスイスのパラケルススが提唱したそうな。
ノームにしても、クリスマスツリーにしても実はキリスト教とはあまり関係がないもの。
もちろん、クリスマスには教会へミサに行ってと言う熱心な信者もいますが、 イタリアでもクリスマスは宗教的なお祭りというよりは、それぞれが実家に帰って家族や友達に会うためのお祭りだと言えそうです。
皆さま、楽しいクリスマスと よいお年を お迎えください。
最後まで目を通してくださってありがとうございます。
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