アイルランドの4月
お久しぶりです。アイルランド在住のつぐみです。
ごめんなさい。もはや5月も半ばとわかってるのですが、ここで4月を投稿しておかないと、また来年になるわけで…笑
今日はアイルランドの4月のイベントの振り返り。
①エイプリルフール
私がアイルランドに来て驚いたことの1つはエイプリルフール。
企業が本気でエイプリルフールのジョークを用いた広告を発信しているのです。日本だと規制に引っかかりそう。だけどブラックユーモアの好きなアイリッシュは平気。
最近では日本でもSNS中心にエイプリルフール広告は増えているみたいですね。
今年も色々ありましたが、ヒーター付き衣類の流行に伴い、バーガーの入れ物にヒーターつけているのが面白かったかなぁ。
②イースターホリデー
春の訪れとキリストの復活を祝うイースターホリデーは、学校もお休みで街が賑わいます。
キリストはグッドフライデーに亡くなり、イースターサンデーに復活したとされています。そのためカトリックでは、キリストの死を悼みグッドフライデーは禁酒日とされています。
数年前まで、パブやレストランでもお酒は出さず、酒販売も禁止されていました。そのため毎年、グッドフライデーの前日の木曜日は、どこの酒屋もお酒を買いだめしようとするアイリッシュの行列でいっぱいでした。
1日くらい休肝日にすればいいのに、と思いますが、禁止されていると飲みたくなる気持ちはわからなくはない。
そして、みんなが並んでると並びたくなる。行列でテンションが上がるのは世界共通なんでしょうね。
このグッドフライデー前日の盛り上がりを横目に見るのが好きだったのですが、5年ほど前にこの酒販売規制はなくなり、あの異様な盛り上がりもなくなりました。少し寂しい。
不思議なのですが、北アイルランドではグッドフライデーはなく、イースターマンデーの後の火曜日がお休みのようです。
③Experience Japan
年に一度のアイルランドの花見祭り、エクスペリエンスジャパンがイースター後に開催されるのが、アイルランドでの習わし。
ボランティアベースで開催されるエクスペリエンスジャパンももはや10年以上の開催を数え、アイルランドの日本関連行事としては最大規模と言えるでしょう。
このような大きなイベントをボランティア主体で運営するって本当にすごいと思います。運営の方々には頭が下がります。
私もちょこちょこはお手伝いしていますが、本当に些末なこと。それでもボランティア用のTシャツをいただけて、イベントへの貢献を感じられます。
日本食の屋台から、日本舞踊や剣道、また日本文化体験コーナーまで多くの人が日本の雰囲気を楽しむことができるイベント。
今年は焼き鳥やアンパン、カレーうどんの屋台もあり、日本度がかなり高かったです。
行列必至、駐車場も激混みなので、早く行って早く帰るのがおすすめです。
各国で開催される日本祭りも気になるところです。アレンジされてその国々ごとの「日本」を味わうことができるのでしょうね。