あの子にまた会えたなら Story.3
ひかりSide
だれか私を愛してほしい
私の内面まで見てほしい
こんな私でも変わりたい…!
そう思って始めたのが「歌い手活動」
小学1年生のときからずっと仲良くしている
おとちゃんを誘ったら快く引き受けてくれた
もともとおとちゃんは歌い手にあこがれていたらしい
幸いお互いにスマホを持ってたから
作業を独学で学びながら始めた
徐々に私達も歌い手活動に慣れてきて
リスナーさんができた
有名になったわけじゃないけど
すごく楽しいことがたくさんあったし
何より、私達を必要としてくれるリスナーさんができたことが
本当にうれしかったんだ
でもさ、中にはアンチコメントをする人がいたんだ
「小学生のくせにウケるwww」
「歌下手なのになんで歌い手やってんの」
「やってる意味ある?」
「もっとおもろいことしろよww」
もっと過激なコメントもあった
見ないようにしても
通知が来るたび怖くなる
私がしらないところでも叩かれてるかもしれない
そう思うとすごく怖くなった
そんなコメントが来ていることなんておとちゃんには伝えていない
というか、言えない
私は、今日も笑う。
みんなの前で、笑う。
辛く感じるのは、私だけでいい
傷つくのは、私だけでいい
おとちゃんを巻き込んだのは、私だから
私は今日も笑う
それはいつしか作り笑いになっていって
笑うことすらできなくなってしまう
それでも笑わなきゃ、と言い聞かせる
うまく笑えなくなったときは
鏡の前にたって口角をあげて無理やり笑う
そんな日が続いた
私はうまく笑えなくなったときは
無理して笑わないことにしています
無理して笑うと、笑えなくなるから。
でも、一人ひとりに必ず笑わせてくれる人がいます
笑顔にしてくれる人が絶対にいます
だから、大丈夫です
誰もいないときは、ここに来てください
私が、話を聞きます
みんながみんなのことを考えられる
そんな世界になればいいのになって思います
周りの人に頼ることもできずに
自分の中で溜め込んでしまう
そんなときはみなさんどうしてますか?
いい方法、教えてください!!
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