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#593 例え選ばれなくとも、、、。

 オリンピックが間近に迫る中、各競技で代表選手が発表されています。当たり前の話ですが、出場したいと思っている人全てが選ばれるわけではない。各競技には、それぞれの選考理由があり、その基準を満たさないといけません。

 そんな中、先日バレー男子のメンバー発表が行われました。日本には世界的なリベロ選手が二人いるのですが、大会規定により1名しか選出できないそう。そこには、誰かが選ばれれば、誰かが落ちるという現実があります。

代表監督を務めるフィリップ・ブラン監督は、選考発表時に、メンバー一人ひとりに敬称をつけ、リスペクトを表すと共に、選出しなかった選手への思いも語っています。

 セレクションは強いストレスになる。できるだけそういった状況を避けてきた。選手全員を選べないのは残念。

 オリンピックに出たい。活躍したい。メダルを撮りたい。その気持ちは誰にでもある。でもオリンピックが全てではない。もし仮にオリンピックが競技の全てであるというならば、逆にオリンピックの競技種目ではないあらゆるスポーツに失礼です。

 だからこそ、オリンピックを絶対視してはならないのです。それは大きなイベントかもしれないけれど、それは人生の通過点の1つにすぎない。

 そんなことを思います。

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