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 『東京ポッド許可局』は、マキタスポーツ・プチ鹿島・サンキュータツオの3人がパーソナリティを務める、TBSラジオです。

パートナーがラジオ好きなことが影響し、私もちょいちょい色々なラジオを聞くようになっています。

今回の当番組のテーマは「根性論」について。

パーソナリティーを務める御三方が、根性とは何かについて、色々話しています。

現代では、根性論は悪として捉えられることも多い一方、ある分野ではいまだにその存在は影響力を発揮することもあるでしょう。

そんな中、彼らの言葉で腑に落ちたのは

根性論とは、「理不尽を思考停止させ、受け入れさせること」と定義したところ。

戦前の教育の影響もあるのか、権威主義的な要素としての根性論は、ある意味、「機械的な兵隊」を求める組織風土の中において、非常に便利な思想なのかもしれない。

それは組織の強さとして機能していた時代もあったのだけれど、その本質は非常に脆弱であると語られています。

以前、コラムの中で、ジブリ展を見に行った時に、そこにあるのは

文化の未成熟さ

であると書きました。

時代が進むスピードが加速度的にあがる日々の中で、人も組織も、その脆弱さを残したままでは、いずれ淘汰されていく。

今、私たちが暮らす世の中には、まだまだ「脆弱さ」が残る思考や文化が存在するわけですが、それらはいずれ消滅してしまうでしょう。

自分の思想や考えが脆弱さをベースにしていないかどうか

一度自身に問うてみなければなりません。


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