主体性という言葉があります。自分自身で考え、動く。主語を常に自分にする。同調圧力や社会通念に屈せず、行動理念を自ら創造していくこと。
日本人は「主体性」というものが見えないとしばしば言われます。集団や社会の「空気を読む」ことが得意な日本人は、相手への気遣いや配慮、その結果培われるバランサーとしての能力と引き換えに、わがままで、社会の空気を読まない自己主張を失っていたのかもしれません。
国際ジャーナリストや作家として活躍しているモーリー・ロバートソン氏の記事を見つけました。
モーリー氏は日本と米国の「主体性」に関して以下のように述べています。
自分の人生を「見えない誰か」に任せるのではなく、「自分自身」で創造していくことの大切さがある。自分の価値観を他者に依存した人たちは結果、人生の舵を手放してしまうことになるのです。
モーリー氏は「熱量」の重要性を指摘。自分が何に対して情熱を燃やせるのか。その熱量があれば、日本の教育もよりよくなっていくと語ります。