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#326 無限の道筋の中で自分に合うものを選ぶこと

例えば、テニスのフォームを教えるとして以下の写真の赤マル部分を意識して欲しい時皆さんはどのように伝えますか?

 まず思いつくのは「膝を曲げる」。だけど、それで膝を曲げられるようになるかはわかりません。実際プレーをしている中では他の様々な部分に意識がいき、膝を曲げるという伝え方がある人にとっては効果的ではないこともある。他に伝え方はあるでしょうか?「腰を落とす」・「お尻を下げる」
・「中腰になる」、もしかしたらもっとあるかもしれない。

 面白いのは、目指すべき理想があったとして、そ子に向かう道のりは無限にあるということ。スポーツ選手の全員が同じフォームではないのと同じ。イチロー選手の真似をして振り子打法をした私とチームメイトは誰一人打てるようにはなりませんでした。それは教科・科目の学びも同じ。理想の状態は1つかもしれないが、その状態に向かう学習法や学習感覚は十人十色。だからこそ、学びのツールが多様化することは良いことなのだと思います。

上の記事にもあるように、今では様々な学習コンテンツがありますが、大切なのは、自分の理想の状態をしっかりイメージして、そのイメージを体現するための感覚を自分なりに考えつつ、その自分にあった伝え方をしてくれるコンテンツをヘルプとして探すことが大切なのだと思います。

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