#15 主語は1人称単数で
日本の教育界は、変化すべき時を迎えています。
noteを初めて約1ヶ月。
教育に関する多くの記事を拝見し、共感を覚えています。
これは数ヶ月前、ウクライナ危機に関するニュースの中で出てきたフレーズです。
今、私たちは「個人」の時代を迎えつつあります。
しかし、
日本では歴史的に「個人」よりも「集団」が重視されてきましたし、現在でもその傾向は強いです。
学校という教育現場においても、そうでしょう。
私たちは〜
このクラスの生徒は〜
この学校の生徒は〜
主語を複数形(集合名詞)にすることで、「個人」を消すと同時に、「個人の責任」を放棄しているのです。
「集団」より「個人」に焦点が当たる
そのためには「集団」に「個人」が潰されないように、知識・知恵・思考が必要です。
それは
今まで「集団化」して自分の思考を止めていた「個人」に対する警告のような気がします。
わたしが 学ぶ
わたしが 考える
わたしが 決める
このベースを培うことこそ
教育が担う役割の1つではないでしょうか