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熟睡できない夜が1ヶ月経とうとしている
新生児のとき、夜間授乳がまだ頻繁だった頃
夜に起きるなんて当たり前だった。
あの頃は、いつが朝なのか夜なのか
よく分からず、同じ部屋の壁とか天井を見る毎日だったな。今もそんな感じ。
末っ子は2歳になったばかり。
もう夜間に起きることは無いが年末から
子どもたちが立て続けに体調を崩している。
長女があまりに咳き込むので呼吸がおかしくなって、救急車を呼ぼうか迷った日もあった。
電話相談をした日もあったし、救急に電話をかけて助けて欲しいと訴えた日もあった。
体調不良は長女だけではなく末っ子も続き、2人とも熱からの夜間に咳き込んで、呼吸はおかしいし寝られなかった。寝てしまったら、とんでもない事が起こりそうで怖かった。
寝不足ながらも病院へ連れていき、検査をしても何も出なかった。気管支炎と診断を受け、年末は外には出ずひたすら看病をしていたら、私がお正月に倒れてしまった。
1週間39度の熱が下がらないし、咳は止まらない、体は痛い。季節柄インフルエンザかと思いきや、何も出なかった。
お正月があけて、歩くのもやっとのなか内科へ行くと、肺炎と腎盂腎炎になっていた。
厄年というのがあるとするなら、どうやら後厄も気をつけなければならないようだ。
よくよく覚えておくといい。いやぁ油断した。
いつもなら、はいはーいとすばやく診察を終わらせる医師が、何度も聴診器を当てるから嫌な予感はした。検査結果の時、「薬を飲み終えたら絶対に受診して」と何度も念を押された。
珍しい。容態は自分が思っているよりも悪かった。
薬を何とか受け取って家に帰り、言われた通り抗菌薬を飲んで安静にしていると1週間ほどで治った。
だが、私が倒れても育児も家事は休みがなかった。
肺炎だろうと、咳き込みながらゼェゼェしながら
洗濯物を干した。
少し歩くだけで息切れがした。
ちゃんと肺炎なんだと自覚した。
その頃子どもたちの症状は落ち着き、私が倒れていても3人仲良く遊んでくれたからだいぶ助かった。きょうだいが支えあってるって本当なんだね。
私が全快し、ようやく日常に戻れるなと思ったその日に次女が嘔吐した。
悪夢再びである。
彼女は、夜中中吐き続け、顔の色が真っ青になっていた。なんとか朝方には落ち着き、しばらくするとケロッとしていた。
よし終わりかと思った翌日、長女がお腹痛いと言い出し、嘔吐。
長女はなかなか治らず、しばらく看病の日が続いた。
程なくして、末っ子の様子もおかしくなった。
食べなくなったのである。怪しい。
これは何かが移ったなと思った。
疑念は確信に変わり、その日から熱とお腹の調子を悪くしている。熱はまだ下がらない。
今日で3日目になる。
医師が言うしばらく熱は下がらないかもの、しばらくがどのくらいなのか気になって仕方がない。
吐きそうなくらい咳き込むので夜は寝られない。
いつまでこういう日は続くのだろう…
我が家はまだ子どもが小さいから、免疫も未熟なんだろうなと頭ではわかっていても
夜は寝られないからなんだか
暗闇のトンネルをとぼとぼ歩いている気分になるのだ。一緒に歩いてくれる人が居たらいいけど、夜間は夫は休んでしまう。孤独だ。
大袈裟かもしれないが
命の重さに押しつぶされそうになる。
私が寝てしまったら…
熱がもっと上がってしまったら…
嫌な想像ばかりしている。
これは、子どもが小さい時に思ったことと同じ。
逃げたいなと思うけど、逃げられない。
今夜も明日も寝られないのだろう。
子供が小さいって大変だな。
3人を育てる決断をしたのはわたしたち。
分かってる。
でもさ、1ヶ月も体調不良が続くと
こちらもおかしくなってくる。
明日こそは
明日こそは
熱が下がっていますように。