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【インターン日記③】「クリエイティブ」への考えがガラッと変わった話

こんにちは! イチロクザンニのインターン生、ヤマクラです。
 
前回の記事では、実際にイチロクザンニに入ってみてどうだったか振り返ってみました。

今回はさらに具体的に、「クリエイティブ」というテーマに焦点を当てて、私がイチロクザンニで働く中で学んでいったことを共有したいと思います。
 
ただ、これはあくまで実体験をベースにした個人のイチ見解なので、「こういう考えもあるんだな〜」くらいのテンション感で読んでいただけると助かります!笑


クリエイティブへの勘違い

突然ですが、みなさんは「クリエイティブ」と聞くとどのようなイメージを思い浮かべますか?
 
「クリエイティブに考える」とか「クリエイティブな人材」とか、何かと頻繁に使われがちな言葉ですよね。
 
なんとなくポジティブなイメージはあっても、「クリエイティブ」について自分の言葉で語れる人はあまり多くないはずです。

かくいう私も、イチロクザンニに入るまではその一人。
 
しかし、ここで働く間に「クリエイティブ」に対してこれまで自分が持っていたイメージが覆る瞬間が多くありました。
 
そこで今回は、過去の私自身が持っていたクリエイティブについての勘違いを5つ紹介していきます!

【勘違い①】クリエイティブ=イケてる人たちが集まるキラキラした世界

★実際は……職人のような地道な世界でもある

まずはやっぱりこれ。
イチロクザンニでも面接の時に「地道な作業も多いけどその点は大丈夫?」と教えていただいていたので、そこまでキラキラした世界を期待していたわけではないのですが、実際に働いてみると「職人」というワードがしっくりくるような世界でした。
 
もちろん、イケてる人たちが集まってイケてることをしている場面もあるのですが、そのキラキラした表舞台からは見えないところで、それぞれが地道な努力を重ねているはずなのです。
 
実際、私がイチロクザンニのロゴができるまでの変遷を見せてもらったときは、あまりに細かい修正の数々に圧倒されました
デザイナーさんの作るクリエイティブは、まさに職人技でした……!

ロゴデザインはtongpoo(トンプウ)の尾崎さまによるもの!ステキ!

【勘違い②】クリエイティブ=才能のある人だけが手に入れられるスキル

★実際は…あらゆる人に開かれた身近なスキル

勘違い2つ目はこちら。
「クリエイティブ」と聞くとハードルが高く感じる人も多くいると思うのですが、そんな人にこそ「もっと身近なものなんだよ!」と声を大にして言いたいです。笑
 
というのも、クリエイティブとは決して雲の上の存在ではなく、「何気ないものを面白く、カッコよくするための工夫」だと気づいたからです。
 
日常生活の中でもクリエイティブを意識・実践する機会は溢れていて、どんな人でも始められる身近なスキルだと今では思っています。

このように考えるきっかけの1つとなったのがこちらの本。

『身体が生み出すクリエイティブ』諏訪正樹著・ちくま新書

「クリエイティブは生活に溢れている」「探究心さえ持ち続ければ、誰もが生活に新たな工夫を施し、生活の質を変化させることができる」と書かれていて、読んだときに「まさにそうだ!」と納得させられました。
 
クリエイティブに興味がある人全員に自信を持っておすすめできる1冊です。

【勘違い③】クリエイティブ=IllustratorなどのAdobeソフトが使えないと論外

★実際は…パワポはもちろん、どんな手段でも”クリエイティブ”はできる

お次はこちら。
前述した内容とも重なってきますが、クリエイティブはAdobeソフトを使った作業に限ったことではないのです。
 
確かに、デザイナーとして働くならIllustrator(イラレ)やPhotoshop(フォトショ)といったAdobeソフトを使えることは必須スキルでしょう。
しかし、単に「クリエイティブ」なことがしたいのなら、どんな手段でも可能だと思っています。
 
実際、イチロクザンニで主に使用しているのはパワーポイントですが、Adobeソフトを使わずともクリエイティブな作業は十分にできています。
極端な話、たとえ手元にメモ用紙1枚しかなかったとしても、「クリエイティブ=面白くするための工夫」は可能なのです。

【勘違い④】クリエイティブ=頭の中で考えたり、閃いたものを形にする

★実際は…手を動かしながら考える

4つ目はこれ。
イチロクザンニに入りたての頃は、「頭の中で考えたことを作業に落とし込もうとして、うまくいかない……」ということが多々ありましたが、そのうちに「手を動かしながら考える」ことを学びました。

ごくたまにインスピレーションが頭の中に湧いてきて、うまくいくこともありますが、それはあくまで「たまに」の話。
自分の経験では、実際に手を動かしながらあれこれ試してみるほうが、自分なりの正解に辿り着きやすいです。
 
小難しい話をすれば、クリエイティブというのは身体と深く結びついているものなので、思考を先行させずに、身体を動かしながら進めることが鍵であるような気がしています。

【勘違い⑤】クリエイティブ=感覚的にサラッとこなす

★実際は…言語化した上で、意図をもって構築していく

最後はこちら。
クリエイティブには言語化が重要だということも、イチロクザンニで学びました。
 
天才肌の人であれば、全て感覚を頼りにしても問題ないのかもしれませんが、基本的にはどんなクリエイティブでも言語化をすることがファーストステップになるのではないでしょうか。
 
現状はどうなっているか。
クライアントが求めているのは何か。
どこか物足りない印象を受けるのはなぜなのか。
強調すべきメッセージは何なのか。

 
こういったことを言語化して整理した上で、作業の道筋を作り、「なんとなく」ではなく意図や意味をもって一つひとつを構築していく
これが、私の思うクリエイティブの進め方です。
(私も、まだまだ修行の身ではありますが……)

まとめ

以上、個人的「クリエイティブへの勘違い」5選でした。いかがだったでしょうか?
 
この記事で一番伝えたかったのは、クリエイティブはみんなが思っているよりもずっと身近なものだということ。
 
「クリエイティブには興味があるけど、自分にできるか自信がない……」
そんな人の背中を少しでも押すことができていたら幸いです。
 
インターン生ヤマクラでした!


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