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“技術” と “コミュニケーション力” でまだ世の中にないサービスを実現する、『イクラ不動産』エンジニア座談会

Introduction
不動産業界に新風を吹き込む「イクラ不動産」。
その裏側で日々奮闘するエンジニアチームの座談会をお送りします。

未経験からの挑戦、フリーランスから正社員への転身、そして技術とビジネスの両面から成長を続けるエンジニアメンバーたち。
イクラのエンジニアチームが目指す未来と、そこで活躍できる人材像について、取締役 CTO の笹島さん、エンジニアの安田さん・前田さんに語っていただきました。

プロフィール
笹島 健太朗 (37):入社3年
新卒で大手自転車部品メーカーで経理財務を担当した後、Web 系事業会社のアメリカ子会社設立メンバーとして転職し、サーバーサイドエンジニアとしてエンジニアのキャリアをスタート。その後独立し、受託開発を行う。大手コンビニ等が導入するクーポンアプリを開発・運営。IT、鉄道等の上場企業の開発にも従事。
2021年、イクラに入社。2022年取締役 CTO 就任。

安田 直起 (32):入社2年7ヶ月
制作会社・事業会社など複数社で受託サイト構築・自社サイト構築・メディア運営などを経験。フリーランスでフロントエンジニアをやっていた折、イクラに出会い、当初は業務委託にて W ワークをしていたが、2022年3月よりイクラに正社員として入社。

前田 愛永 (27):入社3年
ボクシングフィットネスジムのスタッフとして勤務し、コロナ禍で休業中、適職診断でエンジニアの適性を発見し、スクールに通う。SES 企業でエンジニアとして勤務中、安田からの紹介でイクラのバックエンドエンジニアとして入社。

「イクラ不動産」とは?
日本で初めて一般消費者向けに全国の不動産売却成約情報をデータ公開。誰もが公平に活用できることを目指す、お家を売りたい売主と適切な不動産会社をマッチングする不動産売却プラットフォーム。
サービス開始4年で加盟店舗数は約3,800を突破。売買不動産仲介会社の12%にまで普及している。売上は昨対比170%と急成長中。
https://iqrafudosan.com/


イクラ入社のきっかけ

ーー 前田さんがイクラに入社した一番の決め手は何だったのでしょうか?
前田:

代表坂根さんの話を聞き、いままでにないサービスを作り上げていくところに魅力を感じました。

笹島: 
前田さんは未経験でしたが、彼女が実際に書いたコードを見せてもらったときに、「本当に自分で書いたの?」と思うくらい、しっかりしたコードで驚きました。短期間でここまで技術を習得できるのは、相当ポテンシャルがあると感じました。

ーー 安田さんはフリーランスで活動されており、イクラにも業務委託で携わられていたそうですね。そこから、なぜイクラの正社員になろうと思ったのでしょうか?
安田:
 
イクラで業務委託を始めて半年後、「イクラ不動産」のシステムをリプレイスすることになりました。このタイミングでイクラにフルコミットすることでおもしろい経験ができそうだと考え、正社員として入社しました。

ーー 数あるエンジニアの仕事の中で、イクラを選んだ理由は何だったのですか?
安田:
 
私にとってイクラの大きな魅力は、本社が大阪にあるということです。IT ベンチャー企業は東京に集中しており、大阪にはそれほど多くはありません。大阪発の IT ベンチャーに貢献できることは、私のように大阪を拠点に活躍したいエンジニアには魅力なのではないでしょうか。

チームの力を結集した新しい「イクラ不動産」

ーー 業務内容や働き方について教えていただけますか?
前田:

CTO である笹島さんが出してくれた「イクラ不動産」などのサービス改善案をベースに、私が API の仕様を、マーケティング部のメンバーがデザイン案を作成し、安田さんや他の開発メンバーが実装を行います。

勤務形態はリモートと出社が半々くらいです。フルリモートだと、開発ミーティング以外で人と話す機会が減ってしまうので、対面でのコミュニケーションも大切にしています。

ーー エンジニアチーム内でのミーティングや共同作業の機会はありますか?
笹島:
 
はい、毎日ミーティングを行っています。進捗確認や懸念事項の共有が主な内容です。
新しい大きな機能の開発となると、エンジニアチームだけでなく CS チームやマーケティングチームなど、関係部署を交えたプロジェクトミーティングも行います。

ーー これまでで一番やりがいを感じた仕事は何でしたか?
前田:

現在の「イクラ不動産」へのリプレイスですね。
チーム一丸となって作り上げた実感が強く、とても心に残っています。

安田:
私もリプレイスが最もやりがいのある仕事でした。日常的なサイト改善は短いサイクルで行いますが、リプレイスは資料作成から考えると半年以上かけた大規模プロジェクトでした。
開発量も多く、夜遅くまで作業することもありましたが、全員が主体的にモチベーション高く取り組んでいたのが印象的でした。

笹島:
リプレイスは新規開発の要素が強く、既存コードに縛られずイチから作り上げる過程は、開発者として非常に刺激的でした。
最大の課題は、サービスの既存ユーザーがいる中でスムーズに切り替えること。わずか1〜2時間の停止時間で全てを切り替え、整合性を保つ必要がありました。リリース時は「本当に上手くいくのか」と緊張感がありましたが、その分、達成感も大きかったですよね。


イクラにはエンジニアの主体性と創造性を引き出す環境がある

ーー 笹島さんはマイクロマネジメントではなく、積極的に裁量権を与える方針だと伺いました。
笹島:
 
はい。私自身がマイクロマネジメントよりも、裁量権を与えられた方が高いモチベーションで取り組めるため、他のメンバーにも同様にマネジメントしています。例えば、アイデアや方向性は私から提示しますが、細部までは決めません。実現方法を考えるプロセスこそが、開発の醍醐味だと考えているからです。

私がすべて決めてしまうと、エンジニアは単にコードを書くだけになってしまいます。それでは創造性が失われてしまいます。

ーー 安田さん、前田さんは裁量権を持ってお仕事されているとのこと、その面白さや苦労について教えてください。
前田:

そうですね、笹島さんからは「自分自身で考えてみてください」と言われることが多いです。これまで自分で考えて行動する機会が少なかったこともあり、イクラで鍛えられていると感じます。

安田:
イクラには自分の提案が採用され、それを実装できる環境があります。これはとても面白いです。
また、ビジネス全体を俯瞰して見る力も身につきました。以前勤めていたゲーム会社には強いブランド力を持つプロダクトがあり、プロダクトアウト的なアプローチが中心でした。

一方、イクラ不動産は新しいサービスなので、マーケットイン、つまり顧客の需要に合わせてプロダクトを作っていく考え方が重要です。まだ知名度が高くないからこそ、顧客の需要を読み取り、プロダクトを合わせていく必要があります。この考え方の大切さをイクラで実感しました。

以前は職人的な考えで、エンジニアとして求められる技術力を提供すれば十分だと考えていました。イクラで働くようになり、ビジネス全体を見渡せるようになったことで、『エンジニアとしてどう価値提供ができるか』という思考の幅が広がったと感じます。

ーー 笹島さんとしても、イクラのエンジニアにマーケティングやビジネスの視点を持ってもらいたいとお考えですか?
笹島:

はい、ぜひ持っていただきたいです。イクラはエンジニアに限らず、事業全体や顧客視点を持つことを重視しています。
エンジニアに限らず、自分たちの技術がどのように事業や顧客に貢献するかを理解することで、コミュニケーションはより円滑になり、仕事の面白さや満足感も大きく向上すると考えています。

ーー イクラのプロダクトが顧客視点で設計されているからこそ、エンジニアにもその視点を持って欲しいということですね。
笹島:

その通りです。相手の期待を超えるためには、相手が見ている世界を理解する必要があります。この視点があることで、提供できる価値も変わってきます。

「こんなことを求められているんじゃないか」「こんな機能があれば役立つかもしれない」といった先回りの視点をエンジニアが持つことで、他部署や顧客のニーズの先を行くプロダクトを作っていけると考えています。

おわりに

ーー エンジニアチームの新しい仲間として、どのような人材を求めていますか?
前田:

他部署との関わりが多いので、コミュニケーション能力の高さが重要だと思います。

安田:
「イクラ不動産」は成長途上のプロダクトです。だからこそ、このプロダクトを一緒に育てていきたいという強い思いを持った人に来ていただきたいです。

ーー 今後の開発展望についてお聞かせください。
笹島:

メインサービスが成長軌道に乗り始めましたが、まだ伸びしろは十分にあります。競合との競争も本格化してきており、さらにメインサービス伸ばしていくことが最優先課題です。

同時に、データ活用や新たな軸での開発も進めていきます。機械学習や生成 AI など新技術の導入も視野に入れており、さらに面白い展開が期待できると考えています。

ーー 既存サービスの改善と新規開発の両方に携われるということですね。
笹島:

そうですね。奇心旺盛な人、能動的な人が活躍できる機会がたくさんあります。
自ら機会を見つけ、チームと協力しながら成長したい方は、ぜひイクラでの挑戦を検討してみてください。「イクラ不動産」をより良いサービスに育てていける仲間をお待ちしています。





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