夜が明けて朝が訪れるとき
「私たちの2年間」
サブタイトルはこう書くべきかな。
とても長い夜だったね。
時々、朝日がチラッと顔を見せてくれたけどあまり期待しないようにしてたのかもしれない。
「会いたいね」と何度聞いたのか、言ったのか。
この2年間は、防弾少年団だけでもなくARMYだけの問題でもない。
アーティストとファンが会えなくなった誰もが同じ想いを共有してきたこの2年間。
だから"私たち"と付けていい気がした。
私はずっと、「いつか」また防弾少年団とアミが直接会える日が決まったら、「いつか」決まったらnoteを書こうと思っていた。
そしてその「いつか」がきた。
だけどこのnoteが最後どのようにどうしてまとまるのか、私もあまり分からなくて、でもこの気持ちをなんだか忘れたくなくて、とりあえず何日かかけて指を動かしている。
今はここに2年間の日記を書くような気分。
毎回更新する文字数をまた更新してしまうんだろうなって思いながら、さっき2つ目の記事を用意した。
夜が明けて朝が訪れるとき
なんとも当たり前なこと。
そんな当たり前が来なかった、すごく長かった。
「夜が明ければ朝が来る」
「冬が過ぎれば春が来る」
「砂漠と海」
彼らを通してこの言葉たちに出会った。
もちろん、夜がないと朝は訪れないし、冬がないと春は来ない。防弾少年団とARMYは何度も砂漠を越えて海を見てきた。
だからその時間をいつも楽しむし、必要なものだけど、私たちには少し長すぎた。
いつ明けるのか分からない夜はこんなにも暗くて、いつ暖かくなるのか分からない冬はとても怖かった。海が見えない砂漠はとてもとても広かった。
タイトルでもある、夜が明けて朝が訪れるとき。
そんな "朝" がようやく来てくれたみたい。
9月28日。
7人の口からLAコンサート開催の発表が聞けた。
「ああ、これだ。この笑顔を私は待ってたんだ」
嬉しそうに拍手するジョングクの姿。
そして同時にやってくる「ついにこの日が来た」という思い。分かっていたけれど、発表を目にした私の思いもその瞬間も、正直あまり想像できてなかった。
だけど、まあ想定範囲内だった。
やっとだね良かったね!って心から嬉しい気持ちと、言葉にするのは難しいちょっと複雑な想いが入り交じって、ベッドに寝転びながらドバっと溢れた。
なんだか「おめでとう!」ってくらいの気分だけど、他人事に感じなくて「良かったね!私も嬉しい!」って思えた事が幸せだった。
2年間
この2年間、少し考え方を変えてみたら私にはとても有難く特別な日々だったかもしれない。
新しいワールドツアーである(MAP OF THE SOUL TOUR)開催の決定と中止。そして再会が決まった今。
私は全ての瞬間、そして喜怒哀楽も共有することができた。
何かを一緒に乗り越えたこの心強さがちょっとした勇気にもなった。
4月に書いた それでも "Life Goes On"。
"暫定的な中止"が発表されたけど、先も暗くて見えない。全てが白紙になったと思った。
インタビューからも伝わってくるこのツアー(MAP OF THE SOUL TOUR)への想い入れ。
どれほどの準備をしてきたのか。
「7」周年という年の「7」人にとっても大切なアルバム「7」。
「ツアーは中止」と聞いたとき彼らは、、
いや想像なんてできない。
それでも世界はBTSを求めた。
彼らが発信する言葉。
彼らからの「頑張ろう」「大丈夫」。
そして笑顔でいる姿。
公開される様々な放送やインタビューで、私たちはどれほどの勇気を貰っていたのか。
何があっても、世界中の人が目にするカメラの前ではいつも堂々としていた。
「僕たちは一緒だ」と。
でも、時々ファンには見せてくれたそのままの姿。会えなくて、自由も奪われて、やるせない。
今を生きる人誰もが抱えているこの気持ち。
「辛い」「悲しい」「どうして」...
バーンアウトを経験したと聞いた時、そしてできる限りの心の内を教えてくれた時、分かっていてもやっぱり本人の口から聞くと辛い。
説得力がありすぎる。
だけどその一面を教えてくれて、またその一面も好きになって、そして「今こうして応援できていることが嬉しい」と感じたのも正直なところ。
嬉しいことも辛いこともスケジュールとなると私たちのずっと先を見据えている人たちだから、その時に何もできないことがもどかしいけど、受け入れて愛を送る。
私はこの瞬間が、一緒に歩めてる気がして嬉しくなる。
私がジョングクのセンイルで書いたnoteの中の、
強くあろうとする人。少しだけ追記。
7人はとても「強い人」だと思う。
でも見えてる部分しか分からない私には、やっぱりそんな無責任なことは言えない。
だけどヒーローになってくれるそんな人たち。
そんな存在でいてくれる背景にはきっと「強くあろうとする」彼らがいるような気もする。
この2年間、私の目にはそんな風に映っていた。
オンラインコンサートをする度に最後ARMYへ向けたメンバーの言葉が少しずつ変わっていく。
間違いなく「会いたい」よりも「会いに行きます」が増えた。
口元が緩んじゃう程に嘘をつけない人たちだから、そのメントを聞いてると「あ、何か決まったのかもしれない」って憶測立てちゃう時もあったけど(笑)
いつも私たちの先頭に立ってくれる。
ついこの間まで、「こんなに休んでていいのか分からない」「公演がしたい」「会いたい」と口にしていた7人が、国連スピーチでは「ようこそ」って迎え入れてくれて。
気づけばまた前にいるんだよね。
.....一生ついて行きます。
7人の居場所
まだパンデミック真っ只中で会える見通しすらついていなかった時、BREAK THE SCIENCE:THE MOVIEを観に行った。
世界中を飛びまわりコンサートをする7人の姿が沢山映っている映画だった。
インタビュー姿やドキュメンタリーのようなシーンでは心の内を聞ける場面もあったし、印象的な言葉もいくつか記憶に残っている。
だけど一番鮮明に覚えていて、自分でも「ここで?」ってタイミングで涙が込み上げてきたシーン。
ソウル蚕室オリンピック主競技場の真ん中で沢山のARMYに囲まれてパフォーマンスをする7人。
何度も見た光景のはずなのに、7人から見える観客席・会場の目線。この角度からはあまり見たことのないものだったからか、、
ただただ圧倒された。言葉にできないもの。
この大規模の中でたった7人が歌って踊っているんだ、という漠然とした感情。
それなのに、その真ん中に立っている7人がとても大きく見える。
めちゃくちゃキラキラしてる。
「すごい人たち」ではまとめたくないけど、本当にすごいと思った。
堂々としてるばかりか輝いているんだから。
時々こうやって7人がステージに立つ姿のことを綴るとき、「あれ?私映画の感想でも書いてる?」って思ってしまう。
画面越しで応援することに慣れてしまったのか、彼らが言ってたようにステージで歌うあの姿は現実なのか?夢だった?みたいな感覚に陥る時もあった。
でも違った。
スクリーンに映るキラキラした7人はかっこよかった。
ステージで生きる人たちだなって。
ここが7人の居場所なんだって。
大きな会場と7人と、そして7人を照らすARMYが居てやっと防弾少年団の舞台が整うんだよね。
そして今月。
映画の感想でも、夢でもなく、現実になる日。
待ち望んでいた再会の日。
ここまで、お疲れさま!
待ちに待った日、おめでとう!
駆け抜けてくれた7人、ありがとう!
.....いつか私も直接感じ取りたいな。
さいごに
スっと入ってきた。
公演への恋しさ、仕事への向き合い方、心境が伝わってくるような言葉選び。
ジミンの言葉って、なんでか忘れられないものばかり。
なんというかこう、心の中にあるカゴをいっぱいにしてくれるような、、
温かくて優しくて、胸にしっかり刻まれる。
ありきたりな言葉じゃなくて、ジミンがもつ言葉で直接「僕はこう思うんだ」と教えてくれる。それが上手く文章にならなくてもそのままストレートに伝わってくる感じ。
(ジミンペンさんご理解ください、信じてます)
これは、そんなジミンの言葉ですごく印象に残っているもの。
この2年間、会えなかったはずなのに私たちは沢山の7人を見てきた。
もはやアイドルという枠を超えたジャンルで。
「ファンの前での公演」ができないこの2年間は、いつもより「行ってきます」が多かったはず。
それでも先が見えない中でも、
今日この日まで前に進み続けてくれて、
きっと多くの苦渋の決断を乗り越えてくれて、
ステージから愛もパワーも送ってくれて、
私たちに沢山の幸せと夢を与えてくれて、
本当にありがとう。
これからはまたアーティストとファンにとっての"当たり前"な日々が戻ってきますように。
私たち、本当によく頑張った!
私も会える日まで、あともう少しだけ頑張ってみようと思います。
この長い期間たとえ会えなくても、大きな賞をとっても、広い世界へ進出しても、
どこへでもARMYを連れて行ってくれた少年団。
7人は私たちの誇りです。
ずっと幸せでいて!
ありがとう、愛してます。
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
書けた…!!
これを書こうと決めた日に理想としていたnoteになったかは分からないけど、、
この長かった2年間と今の気持ちを忘れないうちに日記に思うまま書き綴った気分💭
すでに他のnoteに書いちゃってるものもいくつかあったり、いつも通りの自由奔放な文章だけど、(それにやっぱり文字数は記録更新した)
この最後の文章も読んでくださってる方がいるならば、本当に感謝します…!
備忘録の様なこのnoteを開いてくださり、ありがとうございます。
本当の本当の最後に!(ジョングクみたいになってる)
"あなたたちは世界中で愛されています。
それが何倍にもなってあなたたちに返ってきますように"
ある海外のインタビュアーさんが7人に向けて伝えた言葉。
私もこの言葉をお借りして伝えたい。
この2年間、沢山くれた勇気や希望そして愛が、
会場と世界中にいる多くのARMYから、
何倍にもなってあなたたちに届きますように。
mogu