今日、人の命を盗りました
告白します。
今日、私は人の命を盗りました
しかし、これは今日に限った話ではない。
あるときは、あからさまに。
時にはさりげなく。
また、あるときは気付かれもせず。
私は人の命を盗る。
相手は命が奪われていることに気づいてないかもしれない。
他の大多数の人が、人の命を奪ったところでなんとも思わないことも、私は知っている。
それでも、私は人の命を奪う罪悪感から逃れることができない
それなのに、繰り返してしまう。
また、今日もやってしまった。
どれだけ、嘆こうがもう戻らない。
言い訳ならないわけでもない。やってしまった理由など探せばいくらでもある。
「時間がなかった」「こんなことに、なるなんて思ってなかった」「こんなこと、するつもりじゃなかった」
いつもこんな言い訳達が頭の中を駆け巡る。
でも、私の心が行き着くのは「ああ、やってしまった」という感情である。
約束ぶっちしてごめんなさい。
準備不足で無駄な時間作ってごめんなさい。
遅刻してごめんなさい。
もう、人の時間をむだに盗るのはやりたくないなあ