シェイクうどんに脱帽

丸亀製麺 振って食べる「シェイクうどん」テイクアウト限定発売、「ごまだれサラダうどん」など5種類、レジャーやドライブのお供に（食品産業新聞社ニュースWEB） - Yahoo!ニュース

先日、こんな記事を見つけ夫と大興奮。シェイクうどんという商品の面白さもさることながら、

「テイクアウトは、イートインの代わりとして実用性で選ばれているが、もっと楽しく手軽で、前向きな選択肢にしたい」(山口社長)。

わーお。しびれるなぁ。　
『イートインの代わり』
『前向きな選択肢』
今テイクアウトや弁当をやっている店の人間で、この言葉が刺さる人はどの位居るだろう？

コロナ期間テイクアウトが売れたのは、あくまでイートインの『代用』であり言ってしまえば『消去法』。意外とみんなその事を忘れている気が…。

思ったより定着したとはいえ自由に外食が出来る今、わざわざテイクアウトを選んで貰うには？

うどん弁当をあれだけヒットさせ、ちゃんと定着させた丸亀製麺さん。その成功者がこれだけ冷静にテイクアウトのマイナス面を意識している。

テイクアウトである理由、弁当である理由、消費者の生活と感情の変化。ちゃんと向き合って行かなくては。

にしても、小回りが効くはずの個人店が周回遅れのテイクアウトやコロナ以前のスタイルに戻すだけで満足しているなか最近は大手企業のスピード感と微調整が凄い。大きくなるほど意思決定は難しくなり動きは鈍るはずなのに、実に短いスパンで細かく社会の変化に対応してくる。

それだけ、危機感を持ち、常に考え、予測し、準備しているって事ですよね。見習わねば。資本力や規模では敵わないけど個人店だから出来るチャレンジや手段はあるはず。考え続ける事をサボってる場合じゃないですね！

先ずは景気づけに発売日にシェイクうどん買いに行こっと。楽しみ楽しみ。