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〈大杉昌徹〉 2023 IPPOメンバー

♦︎はじめに♦︎


こんにちは!

IPPO運営の宮崎です!


さて、
IPPO 2023 参加メンバーによる
note執筆リレー
今回は五人目です!

今までの公開記事はこちらです💁‍♀️


さて、記念すべき
5人目のメンバーは
大杉くんの体験記です!

まず・・・
彼の名前、呼ばれている名前は
さまざまあります。

それぞれのコミュニティで
彼らしい名前が誕生するという

名付け親のアイディアを
とても大切に、
宝物としてずっと持ち続けてくれる、

素敵な一面がある彼。

そんな心が広い彼が
セブで感じたこととは??

彼が感じた
セブの世界へ!
いってらっしゃ〜い!



自己紹介


こんにちは。
東京学芸大学 教育学部
教育支援過程 生涯スポーツコース 2年の
大杉昌徹と申します。

IPPOの場では、
ばじる だったり
まさ だったり
いろいろな名前で呼ばれております。

長々とした肩書きですが、
要するに
スポーツと教育について学んでいます。

他にも
スポーツ教室でコーチをしていたり、
部活動でソフトボールをしていたりもしております。

これまでやってきたスポーツとしては、
野球7年、
ハンドボール3年、
ソフトボールが現役で2年目と、
いろんなスポーツに触れてきています。

スポーツ教室でも、
総合型のスポーツクラブで
たくさんの種目の競技を
幼少期の子どもたちに教えています。

IPPOに参加した理由


私がIPPOに参加しようと思ったきっかけ
はいくつかあります。

〈理由①〉


まずは、
自分の将来のビジョンと
少し交わっているところがあると感じたことです。

私は将来、
たくさんの種目のスポーツを
過疎地域のような
あまり普及していない地域で実施し、
スポーツを好きになれる場所を作りたいという思いを持っています。

そのスポーツがあまり普及していない、
つまりスポーツの魅力をあまり知れていない環境というのが、
今回のIPPOで行かせていただいたセブ島にも
当てはまるのではないかと感じました。

〈理由②〉



また、
海外に行きたい、
子どもたちにもっと接したいと考えたこともきっかけの一つです。

今までになかった
考えや
価値観を
海外に行くことで
知ることができるかも知れないという思い、

海外の子どもたちってどんな感じなんだろう、
これまで接してきた日本の子どもたちと何か違いがあるのか知りたい、
などの思いもありました。

〈理由③〉



そして結構大きかったのは、
「なんとなく」です。

私自身、
これまでの人生の中で
「なんとなく」を軸にしてきました。

例えばそれは、
高校を決めたこと、
スポーツに興味を持つきっかけになった
高校のハンドボール部に入ったこと、
そして現在の大学に進もうと決心したこと。

なんとなくだけど、
やってよかったって思えることが
これまでとても多くありました。

だから今回も、
「やってみたい!」が一番最初に来たので、
「じゃあなんとなくやってみるか!」
って思ったのがきっかけです。


運動会当日の様子

実際に感じたこと


IPPOを踏み出してみて、
たくさんの感情が飛び出てきました。

ここからはそれらを
一つずつみていこうと思います。

〈不安とのたたかい〉


まずは不安。
初っ端これかいって
感じなんですけど、
これは私の中で
結構大きかったです。

まずは、
競技を作るってなった時に
ちゃんと完成できるか。

そして、
作ったとして
現地の子どもたちに
上手く伝わって、
ちゃんとした競技として成立できるのか。

実際に運動会の本番まで、
この不安は常に付き纏っていました。

ただこの不安が出てきたのと同時に、
チームのメンバーや
周りの人への信頼、安心も生まれました。

これまで
かなり自分一人で抱え込んで、
何もかもやらなきゃいけないと思って
必死にやって、
それで余計に不安が増えて、
の悪循環が多かったのですが、
今回のIPPOを通して
それが少し減ったのかなと思っています。

周りが信頼できて、
それに頼ることの必要性、安心感を
一緒にIPPOに取り組んだ仲間のおかげで
知ることができました。

ただ、
それでもまだ一人でやるというところは
抜けきっていないなと感じるので、
それはこれからの課題として、
それでいて今回得られた感情でもあるなと思います。


自由時間にチームメンバーと行ったショッピングモール
マンゴージュースがめちゃくちゃ美味しかった!
(サングラスも現地調達しました笑)

〈達成感〉 



次に、
やりきったっていう達成感。

自分たちでゼロから作ったものを
子どもたちに届ける。

しかも
セブ島の日本語が通じない、
はたまた英語すら通じないことのある子どもたちに。
ってなると、
前述したように不安はあったし、
何度もこれでいいのか悩んだし、
練習で実際にやってみて
変えなきゃいけないところ、
難しいところが
たくさんあって
セブ島に行った後でも
ずっとどうしたらいいか、
これでいいのかって考えてたし。

でも、
だからこそ
運動会当日に子どもたちの笑顔を見て、
全力で楽しんでいるところを見て、
やってよかった、
やり切れたっていう感情が
より強く飛び出してきました。

 

〈感動〉


次に感動。
感動って一言で言っても、
「心が動く」ことの総称である以上
たくさんの種類の感動があります。

ここでは、
それの中でもいくつかに絞って書いてみます。


まず何度か泣きそうになったこと。
あんまりこう言った場面で
心が動くからと言って泣くことはないのですが、
運動会の練習を通して、
そして本番まで
ずっと私の近くにいた一人の子どもと
運動会が終わった後の別れ際に
泣いちゃいそうになりました。

それは単純に
運動会が終わったら
もう会うことができないという
寂しさでもあり、
私の近くで
ずっと楽しそうにしてくれていたことでの
安心感、嬉しさでもありました。

正直これまで、
自分の子どもへの関わり方が
あっているのか
あまりはっきりしていませんでした。

そして、
それが子どもたちにとって
良い関わり方だったのかも分かりませんでした。

でも、
運動会を通して
近くにいてくれたその子が、
私にとって「それで大丈夫」って言ってくれているような気がして、
すごく嬉しかったんです。


また、
スラムやゴミ山のような地域に住んでいる人たちが、
時には遊んで楽しみながら、
自分の「やりたい」を持っているということに驚きました。

正直、
そのような地域を見るまで、
生きるのにまずは必死だから
やりたいこととかは考える暇もないんだろうなあ
と思っていたのですが、

そこに住んでいる人の話を聞いたり、
運動会に来てくれた子どもたちの話を聞いてびっくり。

みんな
「やりたい」を持っていました。

中には、
それを叶えようと
行動に移している人もいて、
こんな環境なのに、
という思いと、
こんな環境だからこそ
目の前のことには全力で取り組めているのかな、
という思いの二つが私の中を渦巻きました。

と同時に、
この「やりたい」って気持ちを
すごく大切にしたいな、
と思いました。

日本にだって
やりたいをまだ持っていない人がいたり、
踏み出していない人もいたりする。

セブの人たちを見て、
「やりたい」を持つこと、
それを実行しようとすることが
どれだけすごいことなのかを知り、
それを時には支えたいな、
並走したいなと思いました。


運動会が終了し、子どもたちお別れした後
チームメンバーと撮った写真

これからやりたいこと


IPPOをやってみて、
まず自分の
子どもたちへの思いと
関わり方を
改めて見直してみようと思いました。

自分の将来やりたいこと、
実現したいビジョンに変化はないのですが、
その思いを今の指導や活動の中で意識できているか、
楽しいと思ってもらえるような子どもへの関わり方ができているのかを、
セブ島に住んでいる子どもたちにスポーツの楽しさを届けたことで
改めて考えてみようと思いました。

また、
「やりたい」を見つけて
並走する活動もしたいなって思いました。

セブ島のやりたいを持って活動している子、
自分なりのやりたいを見つけている子を見て、
とてもキラキラしていたし、
自分の軸があるようで
かっこいいなって思いました。

それと同時に、
「やりたい」をいろんな人に見つけてほしい、
同時にできることなら
その人たちと一緒に
それに突き進みたいな
という思いが生まれました。

僕自身も
まだまだそれに突き進めているかはわからないですが、

だからこそ
一緒に走れる仲間を見つける
という意味でも、
「やりたい」を見つけ、
それに向かって行動できる気持ちを作る場所を作りたい、
そう言った思いを届けたいなと思います。

実際に、
これから小さい場所ではありますが
その活動もしたいと思っています。

まだまだ固まってはいないですが、
実行できるように
これからも精一杯努力して参ります。


伝えたいこと


ここまで読んでくださってありがとうございます。

今回セブに行ってみて、
やはり
なんとなくでも始めてみる」ことは
大切だなと感じました。

行動するまでに
一歩目が踏み出せない人、
きっかけがないから
踏み出し切れない人、

そういった人にこそ、

まずは
なんとなくでもいいから行動してみる、

この気持ちを持って欲しいなって思います。


やってみてよかったこと、
悪かったことはもちろんあります。

でも、
やらないとそれらは何も生まれません。

やらないで後悔するより、
やってこそ学べることがあるはずです。

一歩目を踏み出すのには、
もちろん勇気が必要です。

その一歩目を踏み出しやすくするためにも、
ちょっと気軽な視点で、
踏み出す歩幅を
ちょっと小さくしてでも
踏み出してみることが大切だなと思いました。

ちなみに余談ですが、
私も個人でnote投稿をしています。

いつもは
なんとなく考えたこと、
思ったことのアウトプットをしており、
現在は
ここに書き切ることのできなかった
思いや出来事、気持ちの変化を
綴っております。

そのまま本名(大杉昌徹)で活動しておりますので、
もし少しでも興味のある方がいらっしゃいましたら、
ぜひご覧ください。

リンクはこちら!


♦︎編集後記♦︎


なんとなく

という気持ちを素直に表現できること
これって、素晴らしいことだよなぁと
私(宮崎)は思います。

というのも
なかなか、
心がワクワクしている方向に
行きたいけど行けない。

それを憚るのは、
きっと、世間体や肩書き、
それこそ、
不安があると思うんです。

でもその不安を
自分の外へ表現して、
なんとなくでいい
そのあと、自分の糧になる

まずは、
自分自身の直感、
正直な気持ちに素直になること

そこに向き合った結果、
自分自身に納得した人生を
歩み進められるんだな〜と

バジルくんの体験記を読んで
私も自分の心の声に従お〜っと
思いました!✨

彼が次に
どんななんとなくから
新たな経験を積むのか

楽しみですね✨


♦︎次回予告・お願い♦︎

次回予告

次回は・・・

世界中における
コミュニケーションで
大切な言語はなんなのか?

サッカーをずっと
やってきた女の子の体験記です!

彼女は、
セブでの運動会練習中、
広い視野を持ち、
一緒にいる子供たちで
置いていかれる子を作らないように
細やかにコミュニケーションをとり続けていました!

そして、
彼女は現在、
英語教員のために勉強中。

言語を学んでいる彼女が
世界中のコミュニケーションで
最も大切だと感じたのはなんなのか?

ぜひ、
彼女の体験記で!

明日も更新するので
お楽しみに✨
(毎日更新中です〜〜〜)

スキやコメント、
お待ちしております!
(励みになります✨)


お願い



また、
私たちは、多くの人にこの記事を届けたいと思っています!


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♦︎IPPO運営団体紹介♦︎


〜〜セブで子どもたちへの支援をしている団体〜〜

▼NPO法人セブンスピリットさん


〜〜日本でスポーツ教育界における
  未来への種まきをしている団体〜〜

▼任意団体CarryAge

▼Instagram
https://www.instagram.com/carryage_carriage/

└スポーツ教育コミュニティ SeeD.S

▼Instagram
https://www.instagram.com/seed_sports/

▼リットリンク
https://lit.link/seeds


♦︎期間限定告知♦︎


IPPOの報告会を都内にて行うことが決定いたしました!

報告会のチラシ


実際に参加したメンバーと
リアルに対話し、
現地で撮ってきた写真を使った
ワークショップも行います!

ご来場いただいた皆様に
心を込めたワークショプを提供したいため、
参加申し込み必須となります!


▼イベント詳細

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日時:2023年9月30日 (土)
   14:00〜17:00
   ※時間は、前後する可能性がございます。
    予め、ご了承ください。

場所:東京23区内
   ※アクセス詳細に関しては
    参加申し込みしていただいた方に
    お申し込み後、ご連絡いたします。

参加費: ¥1,000  社会人
     ¥500  学生

===================

▼参加申し込みフォーム


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お待ちしております!✨

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 締め切らせていただく場合がございます。)



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