蛙化現象とかしらねーよ!
昔はカエルぐらい触れたのに今では抵抗がある。どうも普通の理系大学生です。普通の理系ならカエルぐらい触れるだろ。とかいう文句は一切受け付けておりません。皆さん、カエル化現象をご存じですか?知っている人も多いと思います。自分がそうだという人も結構いるのではないかと思います。だから知らないよっていう人の周りにも間違いなく一人ぐらいはカエル化の人が存在していると思うので片っ端から聞いてみて下さい。っていうのは冗談です。こんなの真に受けないでください。でもそれぐらいカエル化の人が身近だなと感じるので今回はこんなテーマです。
実際僕はカエル化は起こさないし、直接巻き込まれたわけでもないので何も被害は被ってないのですが、噂に聞く限りかなりひどくてたいそうなものらしいので、事例にツッコミを入れる感覚で僕の考えを書いていこうかなと思います。
まず、カエル化現象とは?
サムネのかわいいカエルのイラストにつられてやってきた皆さん申し訳ありません。実際のカエルはこんな感じです。
こういうの無理な方、申し訳ありません。これ以降は登場しないので、どうかさいごまでお付き合いください。ここで少しでも「うわっ」と思った方、それがカエル化現象の正体です。
確かに男性でカエル化現象起こしている人はあんまり見たことがないです。まあでもいろんな人がいるわけで一概に女性にしか起こらないとも言い切れないわけですね。
被害者は僕ら男性なのではなかろうか?
とりあえず一般的には女性が当事者になるようですが、話を聞く限りでは実際の被害者は僕ら男性なのではないかと思えてくるんです。カエル化現象が発生するには一定のプロセスみたいなものがあって、男性のある行動を見たときにそれに対して残念に思い、冷めてしまうようです。その中には非常に理不尽なものもあるようなのでさっそく見ていきましょう。
自販機に1000円札を入れるとカエル化現象は発生する!?
なぜだろう。自販機に1万円札が入らないことを知らずに恥をかくというパターンならまだわかる。わざと小銭が欲しいからと1000円札を入れるシーンはそれなりにあるのではなかろうか。しかしそれが裏目に出てしまうのがこのカエル化現象というものの厄介なところである。つまり1000円札を入れて160円のコーラを買って、840円ものおつりがじゃらじゃらと出てこようものなら、おつりを取り出すのにモタモタした挙句、財布が小銭でパンパンになるかもしれないからだ。
もうこの時点でそんなこといわれても感が否めない。しかし本番はここからである。お会計に関するカエルエピソードはあとを絶たない。例えばさっきのじゃらじゃらのおつり問題について反省し、小銭のおつりを減らそうとして、50円とか500円のおつりが出てくるように頑張るとそれを見て冷められてしまうらしい。カエル化の基本的な考え方の一つに細かいことを気にする男はアウトみたいな業界の常識があるらしい。確かにバイトでレジとかに入ると一生懸命小銭を出してくれるお客さんがいる。こちらとしては896円とかいうおつりを作るのは面倒なのでそういうお客さんにはむしろ感謝したいぐらいである。しかしカエル化の世界では褒められたものではないらしい。ということで最近はやりのキャッシュレス決済にしたらいいのではないかと思って始めてみる。(キャッシュレス決済事業者の皆さんへ 「お得で、非接触で、カエル化対策にも」っていうキャッチコピーはいかがでしょうか。)しかしここでも残高不足という名のカエルトラップが。PayPayにはいつもギリギリしか入れてないよという人も多いのではなかろうか。僕もキャッシュレス民なのであるあるなのは重々承知している。
そんで残高をチャージしていたらかえって現金族よりも時間がかかってしまうみたいなダサいことになってしまう。ということで今度こそはと、あらかじめ2万ぐらいはチャージして挑む。そしていざお支払いに。無事、成功して鳴り響く「PayPay♪」の音。ピピーッ。ここで登場、カエル化取締本部(通称:カトリ)の者です。この音カエル化発生原因の一つです。ここまでこられてしまったらもう私たちはもう打つ手がありません。この音は決済完了の確認の意味合いがあるので基本的には消せないのだそう。せっかく奢ろうと思って会計に進んで出たというのにこのざまである。(他にもQUICPayはダメ、iDはいい、waonはダメ、Edyはいいとかなんとかかんとかいろいろあるみたいです。皆さんはどれがお好きですか?下に比較動画を張り付けておきましたので是非。)
(「音で選ぶおすすめキャッシュレス」とかいう前代未聞のテーマを掲げてnote書いてみたら面白いかもしれない。あなたにピッタリの音は~って)
LINEはトラップの宝庫
一番あるあるなのは絵文字をたくさん使ってくることらしい。これはこちら側としても、何となく理解できる。おじさん構文とかギャルっぽい返信はその最たる例なのだろう。その代わり、顔文字はいいらしい。ネットスラングは好まれないようだ。wwwは良くてWWWはダメ。Wwwもダメ。そしてかわいらしいスタンプを送ると冷めるらしい。友達追加のスタンプを多用していることもバレてしまうようだ。それから追いLINE。大抵、返信がなくても向こうは気づいている。iPhoneなら開かなくても内容が読めてしまう。そんでもって返すのが面倒だなーとか思うとわざと返信スピードを落としてくる。もうこの時点で例の現象が起こっているのかもしれない。そこに追いLINEという行為が追い打ちをかけてきておいおいって感じですね。まさにカエループ。
お店の注文時も気を付けて
戦いはお店に入る前から始まっているようだ。せっかくデートに来たのに安いチェーン店に連れていくわけにはいきません。しかし、知らない土地でいきなりお店に入るのはある意味博打。かといってネットでいつまでも調べているとどんどんと幻滅されていく模様。あと、調べるときにGoogleマップとか食べログとかも許されないのだとか。最近の子はインスタで探すんだそう。やっとの思いで店内に入る。店員さんへの態度は彼氏の条件にも上がるほどなのでとにかく注意を払う。優柔不断でメニューが決まらない男子はまず論外のようだ。そんでもってさんざん時間をかけた挙句に彼女と同じものを頼んではいけない。注文しようと思ったら、席に呼び出しボタンがない。店員を呼ぶタイプのお店。ここで率先して声を上げることができたら第一関門はクリア。しかし、声が小さかったのか呼んでもこない。店員が来るまで落ち着かずきょろきょろしたり、何回もチャレンジすると冷めます。一発で仕留めましょう。注文しようと思ったらここはこだわりのあるちょっとお高めのレストランでした。長くてへんてこりんな名前が。これは噛まないようにっと。全部言い切ったと思ったら、どうやら相手が苦笑い。あれ、間違えたかなと思ったらそれが大間違い。長い料理名全部言っただけで冷められてしまうという事実。
やっと運ばれてきたステーキ。目の前で切ってソースをかけてくれるようだ。紙エプロンいかがですかといわれてありがたく頂戴し、装着するとその姿にも目を向けられないといった表情をされます。こっちは服が汚れないように良かれと思ってつけているのだ。ダサいとかもうほっといてくれよ。一緒に運ばれてきたライス。向こうよりなぜか少ない俺の分。しかしそんなこと口に出したらケチだと思われる。ここは何もなかったかのようにライスをほおばる。その向こうで彼女は思っていたようだ。私より少ないライスをなんでそんな満足げに食べれてしまうのかしら。なんか冷める。最後にフォークやスプーンをなめるのも辞めましょう。あと、カエル化を恐れるなら一緒に外食も避けましょう。としか言いようがない。そして例のお支払いへとまた戻るのである。今日も今日とてカエル化は進行していくのである。
きっとこれは冤罪
ここまでカエル化現象の発生する日常を少しばかり紹介してきた。確かに男性側に非があることもあったかもしれない。しかし、それにしても理不尽すぎるのではなかろうか。せっかく告白してOKされて今から幸せなカップルライフをと夢見ていたところに、こんな理由で振られたらこっちはカエルどころか一生のトラウマである。どうかもっと男性側にも優しい社会になって欲しいと心から願うばかりである。
カエル化現象はどんな人に起きやすいのか
カエル化現象に陥りやすい人の特徴として、彼氏に求める理想が高すぎるということがあるらしい。彼氏だって人間なのです。失敗する男子を代表して言わせてもらう。失敗しちゃったらかわいいなと思って見過ごしてください。(無理とかそんな冷たいこと言わないで。)もう一つに恋してる自分に恋してるということがあげられるそうです。とくに追いかける恋、片思いをしているときに楽しいと感じる人は、その相手と付き合っていざ恋人となるとあの頃の楽しさを感じられなくなり、冷めてしまうのだとか。また、恋愛経験が少ない人や自分に自信がない人も陥りやすいのだとか。でもそんなに卑屈にならなくてもいいと思うんです。だって両想いになれた時点で自信もっていいぐらいに魅力的な人だろうし、恋愛的なレベルもかなり急上昇してるわけですから。
今までで一番長い記事になってしまいました。最後までお付き合いいただきありがとうございました。過去一番伸びた前回の恋愛回まだ読んでないよという人はここから飛んでみてください。
これまでの恋愛記事まとめはコチラから
※蛙化現象には個人差があります。今回紹介したのはあくまで一例です。