春の予感
北海道はひな祭りの頃から陽射しが濃くなり、晴れた日が多くなります。
2月の中旬までは毎日真冬日の氷点下。
これが3月になると、とたんに気温が春めいてくるのです。
昭和の古い歌で南沙織の「春の予感」を憶えておられる年配者は多いと思いますが、毎年この時期になると私はこの曲に親しんでます。
むかしはドーナツ盤のレコードで。
学生のころはコンパクトディスクで。
そしていまはAmazon Musicで.....................
どんなに時が移り変わり、街やひとが変わっても、その時代の代表曲は 誰かのこころにいつまでも残ります。
シンシア、尾崎亜美などが歌った名曲「春の予感 ~I`ve been mellow~」。
40年近く前には化粧品メーカーのコマーシャルソングにもなりましたね。
スキー場のジュークボックスやダイナーハウスの有線放送、喫茶店のリクエスト............
いつの時代も私にとって、春の北海道はこの曲と共にありました。
6ヶ月に及ぶ、北海道の長い冬。
陰陽で言えば、陰の季節が秋の10月から冬の終わりの3月まで。
そして陽の季節が春の4月から夏の終わりの9月まで。
春から晩夏までの季節、日本全体は太陽の輝きに満ちるのです。
作詞と作曲は尾崎亜美。
フワリと浮かぶようなメロディに、恋の叙情あふれる美しい曲です。
若い人には新鮮で、年配者は少し昔に還る。
そんな歌が少なくなっているのは、我々の世代にとってすこし残念に思えます。
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