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年間約4億以上!公式番組情報のメタデータを運用するデータベースカンパニー

みなさんはエンタメニュースやSNSで気になる番組を見つけた時、どのように情報を探していますか?
検索エンジン等で調べた際に、IPGが配信しているコンテンツデータに触れたことがあるかもしれません。 

IPGは電子番組表「Gガイド」の運営をはじめ、テレビ、ラジオ、VODなど視聴コンテンツのメタデータでエンタメを支えるデータベースカンパニーです。
・・・と言っても、どんな事業をしていて、どんな事ができる会社なのか、サービスイメージは想起しづらいですよね。

今回はIPGのデータベースを軸とした事業についてと、なぜそのような事業が出来るのか、IPGの”強み”をご紹介します!


IPG独自のデータベースを軸とした事業の全体

IPGは、放送局や配信事業者等のコンテンツプロバイダーのみなさまから、直接データをお預かりし、これらのデータを整備して各メディアやサービスに配信しています。

データには、コンテンツ名、内容説明、尺、ジャンルといった属性情報から、チャンネル情報、放送日時などの提供情報まで、幅広い情報が含まれています。
これらのデータを収集して、コンテンツの位置づけ(シリーズ・シーズン・エピソード)や、一意性を担保できるグローバルIDを付与をすることで、世界的にも共通性、検索性が高いデータにしています。
※グローバルIDについての詳細はこちらをご覧ください。

さらに出演者情報、広報情報などを付加することで、視覚的にも分かりやすいデータに整備しています。

そんな、IPGのデータベースを軸とした事業ですが、柱は大きく3つです。

■Gガイドサービス

まずは、Gガイドサービスです。
日本最大級の電子番組表サービスで、テレビ・スマートフォン・PCなどで展開しています。
Gガイドサービスは大きく3種類で運営しています。

  • テレビやレコーダーに搭載される電子番組表サービス(放送型Gガイド・HTMLGガイド)

  • IPG独自運営のスマホアプリ版とウェブサイト版の電子番組表サービス

  • サービス事業者様のプラットフォーム上で事業者様主体で運営している電子番組表サービス


■番組公式・情報提供サービス

これまで培ってきた、コンテンツメタデータ運用の知見を活かした事業です。
IPGが整備したメタデータは、番組表の形だけではなく、大手検索エンジンや、キュレーションメディアをはじめ、共同研究企業や行政機関の技術検証等にも提供しています。年々、利用シーンを増やし、視聴コンテンツの流通促進に貢献しています。
※直近の取り組み事例はこちらをご覧ください。


■ソリューションサービス

各局の自社サイトに表示されている番組表の運営をサポートするソリューション事業が「minds番組表キット」です。
番組データに基づいて、自社サイトの番組表ページが自動生成され、IPGが提供する番組コンテンツ登録システムに放送局様がPR動画、画像素材を入力すると自動で連携されます。
また、1回の入力でGガイドデータともに一括で更新でき、不測の事件や災害などによる緊急編成にも柔軟に対応できるなど、煩雑になりがちなホームページ運用のお悩みを解決します。


なぜ、そのような事業が出来るのか?IPGの"強み"

■放送局との関係性

IPGは、全国128局の地上波放送局、BS局、CS局と直接契約を行い、公式テレビ番組情報の収集・管理・運用を長年行っています。毎年4億以上の番組情報を扱っており、国内で唯一、全国の公式テレビ番組情報をリアルタイムで提供する事業者として業界から認知されています。

■公式データの取扱

全国の全放送エリアに番組情報を収集するコレクターを設置し、公式テレビ番組情報をリアルタイムで収集・発信しています。
視聴環境の多様化に対応するため、見逃し配信やVOD、ラジオ番組情報、出演者情報など、エンターテイメント関連のデータも収集・管理しています。データの運用量を年々拡充し、さらなる高度化を目指しています。

■全データを統一ルールにて整備(minds)

収集したテレビ番組情報や配信情報などのデータを独自のデータベース「minds」で管理しています。「minds」には長年のデータ運用ノウハウが蓄積されており、IPGの事業は「minds」を核として発展しています。まさにIPGにとってかけがえのない財産です。

創業から25年、IPGが変わらず大切にしてきたのは、信頼関係、データの公式性、そしてデータ運用力です。これらは、今後の事業展開においても欠かせない、他では真似できないIPGの強みとなっています。

変化する視聴環境の中で、IPGは生活者とコンテンツの最適な出会いを提供し、豊かな視聴体験を促進することで、情報流通の活性化と業界の発展に貢献していきます。

今後、このnoteではIPGのデータを軸にした事業や取り組みを紹介していく予定ですので、ご期待ください!

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