令和癸卯の、貴重な色紙が縁をつなぐ 【霊芝山光雲寺を訪ね -Ⅰ-】
師走も半ばを過ぎ今年も残すところ、わずかとなった。3年近いコロナ期間が収束し新しい時代を迎えられると思いきや、また感染者が増え収束は望めないようだ。ウィズコロナの社会で新たな生き方が求められている。
来年は令和五年、卯の年。「癸卯」である。時代の節目をひとつの変化ととらえギアチェンジをしていく必要がある。
写真の色紙は、先日、京都東山の「霊芝山光雲寺」を訪ねた折に、いただいたものである。
光雲寺のご住職で大本山南禅寺派の管長の田中寛洲老師の描かれた色紙である。
玉兎圓(ぎょくとえん)と書かれ、その玉兎は仏教や道教の影響を受けた伝説、「月の兎」として登場する中国の伝説の生き物である。月に住む兎が不老不死の薬草をついていると伝えられ、それが日本では、ご存じ臼と杵で餅をついている姿になったといわれている。世の中が満月のように円満になることを願い「玉兎圓」と書かれている。
ご縁があっていただいたこの色紙が、年男にはこの上もない貴重な宝物となった。
リポート&写真/ 渡邉雄二 色紙/ 田中寛洲老師
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よろしければサポートお願いします。日本の伝統文化に関心を寄せています。若いころに文化圏の異なる地域の方たちとの交流で日本のことをあまりにも知らなかったことに気づかされ、それがきっかけで広く浅く学んでいます。拙いレポートですが、お目に留めていただければ幸です。