《詩》それでも僕は君の手を握る
私の気持ちなんてわからない
あなたに何がわかるの
綺麗ごとだけ並べて
私のことなんて
何にも知らないくせに
私は苦しいの
どうして
終わらせちゃダメなの
生きていたって
これまで良いことなんて
全然 なかった
これからだって
そんなに
変わりはない
それとも
そのお綺麗ごとの責任取って
私に幸せとやら
用意してくれるの
私が死ぬまで
一生かかって
用意してくれるの
無理でしょ
最初から
無理なことを言わないでよ
期待なんかさせないでよ
もう振り回されるのも
こりごりなんだから
恵まれたあなたには
一生かかってもわかりはしない
あなたは私が
あなたの目の前で
死なれるのが
迷惑なだけでしょ
単なるエゴで
私の権利を奪わないで
私を幸せにしてくれる
って言うなら
あなたの手で
私の生を終わらせてみせて
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