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完全にガッチャードオタクと化している息子(6歳)
一昨年はドンブラザーズにハマっていると記事にしていた息子。
あれから書いていなかったが、最近の彼が夢中になっているものがある。
それは、昨年9月から放送スタートしている仮面ライダーガッチャードだ。
ドンブラ後のキングオージャーは観てはいるし、キングオージャーのオモチャも購入済ではある(確か誕生日プレゼント)が、そこまでの熱中ぶりはない。
しかし、ガッチャードはやばい。
何がやばいのかと言われると、とにかくカード。1にも2にもカード。
主人公がケミ―(錬金術で造られた人工生命体)と戦ったり?仲良くしたり?するような内容なのだが(何せ横目でしか見ていないのでよくわからない)、そのケミ―がカードに封印されているという設定。
そのカードが販売されているというから、もうどうにも止まらない。
110円、220円、440円(枚数少な目でレアカードが入っているらしい)という絶妙な価格設定だから、こちらもついつい買ってあげたり(夫が特に甘い)、本人のお小遣いをつぎ込んでいる。
「エディオン行きたい」が週末の口癖。我が家の1番近くで売っているのがエディオンなのだが、遊びに行っても、エディオンエディオン。帰り道にはエディオンエディオン。あんたは一体エディオンの何やねんというくらい、エディオンエディオン言うてはる。
100均のカードケースに収集したカードを入れて、遊びに行く時はいつも持ち歩く。保育園のガッチャードオタ友と、カードを見せ合い、何やらぶつぶつ言うて盛り上がっている。そして、交渉→交換したりと盛り上がりは留まるところを知らない。
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この前私の友人の子ども(4歳)と、ほぼ初対面で遊んだのだが、その子もガッチャードオタであることが判明。オタトークで速攻距離が詰まっていた。そんな2人を見ながら「オタパワーは世界平和へとつながるな」と友人としみじみ話した。
今回のガッチャードはカードで裾野を広げてから、最終本丸であるガッチャードベルトを買わせる算段。息子ももれなく、サンタさんにお願いしてガッチャードベルトをゲット。
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単に音が鳴るだけでなく、カードを挿入して“ガッチャ!”する組み合わせでないと音が鳴らないという、少し頭を使う作りになっていて感心する。カードに数字が書いてあり、合わせて10の組み合わせなら鳴るとかなんとか。
去年のやつ(ギーツ)とかただひたすらに爆音が鳴り響き、「ここはパチンコ屋か?」みたいな気分にさせられていたので、今回はバリエーションがある模様で長く遊べる感じがする。何より息子が楽しそうなので、「うるさ~」と言いながらも微笑ましく見てしまうのが親バカ風物詩。
そして、年始、お年玉をゲットした息子は速攻で「エクスガッチャリバーを買う」と言い出した。
ガッチャードベルトにつける剣みたいなものらしい。5000円は好きに使って良いよ、と渡していたので、「まぁ……ええか……」とお金もらって代わりにAmazonさんでポチリ。
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翌日には届いたので、意気揚々と組み立てて、遊んでいる。
年始早々、夫実家帰省中にまたもカード購入し、持ってなかったキラカードを当てた時も「こんなことが起こるなんて!」と、舞台俳優並みに喜びを爆発させていた。
子どもを沼にはめるBANDAIさんの戦略、あっぱれである。
会社の企画会議で「この企画と前やった企画をがっちゃんこしたような~」と、他社員の発言を聞いた瞬間“ガッチャーンコ!”と頭にガッチャード効果音が鳴り響くほどに脳内占領されてはいるが、親として感謝の念を抱いている。
こんなにも息子の人生を彩ってくれて、ガッチャードまじサンキュー。
何やらぶつぶつ言いながら熱中している姿は、なんのこっちゃ全然わからないけど、感心させられる。
“好き”のパワーってすごい。空前絶後のガッチャードブームがいつまで続くかは謎ではあるが、熱中できるものがあるのって素敵だ。
私も息子を見習って周りが見えなくなるくらい、夢中になれるものを見つけたいな、幸せだろうな。この1年でそんな何かが見つかったら良いなぁ、なんてことを思う。
2024年の幕開けは仮面ライダーガッチャードと共に。
どうか、子どもたちの笑顔が溢れる1年になりますように。どうか、どうか、と祈らずにはいられない。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!