なぜ私は月見バーガーに呼ばれるのか
今年もこの季節がやってきた。
皆さんご存知かと思うので、ご唱和ください。
せ~の!「月見バーガー!」
知らんがなの声も聞こえた気もするが、気にせず続けたい。
私は普段「マクドナルド食べたい!!!」みたいになることはない。よって、子どもたちが「ハッピーセット!」とか言わない限りあまり食べることはない。
しかし、月見バーガーは別だ。月見が始まったよ!という情報を入手すると、「今年も来たな……。食べないと!」と急にいそいそし始める。
そして、早速今年も月見バーガーをいただいた。
今年も変わらず美味しかった。月見チーズバーガー。変わらない味がここに。
なぜ私は月見バーガーに呼ばれるのか。今日はその理由を考察したいと思う。
1、シンプルに味が好き
もうこれしかないんじゃない?という感じかと思うが、まずこれが思い浮かんだ。
私はそこまで濃い味が好きじゃないのだが、月見バーガーは絶妙。
HPでも絶妙って言うてる。
ベーコンがしっかりベーコン。スモークサーモンなんや。たまごはしっかり使われているし、全体的にシンプルだがそれが良い。素材の味が活かされている。よく知らんけど、そのように思う(弱気)。
2、ネーミングの時点で勝ち
『月見バーガー』というネーミング。卵が入っているんやな、ともわかるし、季節感も漂わせている。期間限定だからこそ活きるこのネーミング。
マクドの他のメニューでここまで季節感のある商品は他にあるのだろうか。ちょっと詳しくないので断定できないが、ないはずだ。
月見と並ぶくらい人気の『グラコロバーガー』だって、季節感はそこまでない。グラタンは冬かな?くらいなので弱い。
月見といえば9月(大体)。日本人の風流心をくすぐってくる。これ他の名前だったら、ここまで「食べないと!」とならない気がする。『月見バーガー』と名前をつけた時点でもう成功は見えていたと言っていいだろう(誰)。
3、秋は記憶と結びつきやすい
これは完全なる個人的な意見だ(ずっとそれしか書いてないけど)。
夏は暑さで記憶が朦朧となる。色々どうでも良くなる。あれもこれも夏のせい。
しかし、少し涼しくなってきたこの季節。夏でぼやけていた色んなものの輪郭が少しハッキリとしてくる。そして、色んな感情を深く味わう季節のように思う。
私的にこの季節に起きたことは、記憶に残りやすい。ふとした瞬間に感覚が蘇ってくる。
去年も月見バーガーについて、上の記事で回りくどく書いていた。
月見バーガーを食べると、球児(坊主)に無条件でときめいていた高校時代の秋を思い出す。球児の坊主と月を連想させている訳では決してない。
思い出して、食べたくなる。記憶に残っている秋だからこそ、そんな気持ちになる。
考察した結果、なぜ私は月見バーガーに呼ばれるのかの理由は、大きく分けてこの3点にあると言えるだろう。
月見バーガーはなくなり次第終了なので、期間中にもう1回、できれば後2回は食べたいなと思っている。
以上でセルフ考察を終えたい。
こんなしょうもない記事を最後までお目通しいただいたお優しい方、本当にありがとうございました。
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