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優勝と準優勝の格差~甲子園を目指した夏~

こんにちは!いおままです。
たくさんのno+eから、いおままを見つけてくださり、ありがとうございます!

自分のことが大嫌いだった私が、
クルっと方向転換できたように
あなたも自分を受け入れられる日が、
きっと訪れます。

**be yourself**
カードリーディング・クリスタル・占星術で
【ありのままのあなたを愛する】
というシンプルな幸せを
あなたの手の中に・・・

その「きっかけ」をお届けするno+eを目指しています。

さて今日は、遠い昔・・・
私が高校生の頃のお話しです。 
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☀この記事はクロサキナオさんの企画参加記事です☀
#クロサキナオの2024SummerBash

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高校野球部のマネージャー

夏と言えば思い出すのは、やっぱり高校野球ですね。

これは40年近く前の話。
私が高校生だったころのことです。

地元では有名な監督さん率いる公立高校の野球部。
ぜったいにマネージャーになる!
という野望を抱いて入学した高校でした。
(これが志望理由なんて絶対言えない…)

当時、少年サンデーでは、あだち充さんの「タッチ」全盛期。
野球部にあこがれるのは、野球少年だけではなかったんですね。

当然、マネージャー志願者も多く・・・

先輩マネージャーの面接を受けて、合否が決まったという(!)、珍しいパターンでのマネージャー枠獲得でした。

こうして私のマネージャー生活がスタートします。
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たくさんの思い出の中で…

3年間の野球部生活の思い出は、本当にたくさんあります。

自己紹介にも書きましたが、私は高校野球が大好きです。

人生の中で、たった3年間しか目指すことが許されない高校球児の甲子園。

私の『夏』と言えば、やはり甲子園という夢に向けての、高校生活最後の夏ですね。

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私と同じ学年に、1年生のときからレギュラーだったピッチャーがいます。
中学時代から監督が絶賛していた選手。

ただ…

その1人以外は、目立った選手がいない…と言われていたチーム。世間の目は厳しいです(泣)

今年は何回勝てるんだろう?

そんな不謹慎な思いをぬぐい去れないまま、私の最後の夏の大会が始まりました。

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球場の空気感が好き

試合が始まる前の、ピリっとした空気感。

抜けるように青い空と、眩しいくらいに真っ白い雲。

整備されたグランドに、選手たちのスパイクの跡が散りばめられていく。

ホームベースを中心に、両チームが整列すると、空気感が変わるんだよね。
お互いのエネルギーがぶつかり合う感じ。

深く礼をして、選手は緊張感を戦闘態勢に変えていく。

ピッチャーがマウンドを馴らす仕草。
肩を回してほぐす人。
今一度、帽子をかぶり直す人。

バッターボックスの手前で、軽くバットを振る人。
ベンチの中から見守る人たち。

「プレイボール!」

球審の掛け声とともに、開始のサイレンが響きます…

試合の内容云々よりも、こういう細かなところが、映像として私の中に残ってます。

今でも、球場の空気感を感じたくなり、夏の大会の期間には、こっそり球場を訪れたりしますね。

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球史に残る決勝戦

「今年は何回勝てるんだろう?」
そう思いながら、気づけば県大会の決勝まで来ていました。

ここに来るまでに、どれだけの努力をしてきたのだろう。
どれだけのプレッシャーを越えてきたのだろう。

ピッチャーだけのチーム
すぐに負けるだろう

そういう周囲からの声は、痛いほど聞こえてきていました。

あとで思えば、周囲の言葉や態度が、ひとりひとりの気持ちに火をつけたのかもしれません。

悔しさを炎に。
1人ずつの小さな火を併せて、大きなひとつの炎に変えることができたから、ここまで来れた気がします。

優勝と準優勝

結果、私たちの学校は負けました。
延長13回。
4時間という長い、長い決勝戦。

負けたって準優勝だ!
励ましの声も遠くで聞こえましたが、身体と心が切り離されたみたいに、少しの間、何も考えられない時間が流れ…

優勝校の校歌を聞いて
「終わったんだ…」
ただ、そう思いました。

準優勝。
ここまで来れるとは思ってなかった。
残した結果は、素晴らしいもの。
夏の県大会の球史に残る試合。

それでも、すべての光を味方につけ、キラキラしたエネルギーを放つ優勝校と、

涙と汗と悔しさと…重い空気に包まれ、どんよりとしたエネルギーを放つ準優勝校との間には、何か大きな違いを感じましたね。

足取り重く荷物をまとめ、帰りのバスへ乗り込むと、車内の温度は35度。
その温度で「涼しい」と感じたということは、球場はいったい何度だったんだろうか。

『哀しみ、傷み、無力感、悔しさ』

いろいろな感情が渦巻いていたと思いますが、まるでそれを避けるかのように、そんな要らない思考が浮かんできたのを覚えています。

バスがゆっくりと走り出した先に、たくさんの人が並んでいるのが見えました。

すると…

私たちのバスの方へ向き直り、整列して、拍手で送ってくれたんです。

勝負の世界。
スポーツマンシップ。

お互いを讃えあうという基本的な姿勢が、ここのチームの根底にあるんだ…

優勝校と準優勝校

この間の格差に目を向けていた自分は、なんて小さいんだと猛省。

勝負の世界ではあるけれど、試合が終われば同志。検討を讃えあう。

当たり前のことを思い出させてくれた出来事です。

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とりとめのない話を、最後までお読み下さりありがとうございます。

書いているうちに、いろいろと記憶の中の映像が出てきて、なんとも言えない懐かしい気持ちになっています。

こんな貴重な時間をいただき、#クロサキナオ さんには、心より感謝いたします。

また今年も、夏の県大会が始まっています。
後で思い出したとき、『あの頃、楽しかったな~』って思える経験をしてほしいと思います。

癒しと愛を込めて
いおまま



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