子供にボーっとさせてますか?実はスゴイ【ボーっとする時間】
こんにちは
父親力、母親力アップコーチのサワラギです。
今日は、最近意外だった脳のことを書きます。
皆さん、大人も子供もボーっとする時間を取っていますか?
ボーっとすることを肯定的に感じていますか?
私は基本的にボーっとするのが好きなので、子どもがそうしていてもあまり気にならないのですが、ボーっとすること=時間がもったいない、と感じる方もいらっしゃるようですね。
ということで、ボーっとすることで脳がどう作用しているのか?を調べてみました。
脳の働き
まず、個人的に一番驚きだったのは、
脳は、体重の2%の重さなのですが、体が消費するカロリーの20%も消費しているということ。
棋士が、対局中におやつを食べるのは、勿論脳の栄養になるブドウ糖の補給の意味があるのですが、おやつを取らないと、すぐに数キロ痩せてしまうと女流棋士の方が仰っていました。
ちなみに、一時期よくテレビでお見かけした加藤一二三さんは、板チョコ10枚、ミカン20個など食べていたそうで、それだけ食べても大丈夫なほど、脳はカロリーを消費しているのですね。
更に面白いのは、実はこの脳が消費するカロリーのの 60〜 80% を、 脳が 意識的な活動をしていないとき、つまりボーっとしているときに消費しているそうなのです。(これ、めっちゃ意外じゃないですか??)
車で例えると、アイドリング状態の時に、これから起こることに備えて脳が色んなことをまとめて準備しているそうで、ボーっとしているときはそんな重要な役割を果たしているそうです。
ボーっとすることで、脳の中に散らばっている「記憶の断片」を無意識につなぎ合わせたり、そのことで「ひらめき」が出てきたり、結果創造力に繋がるそうです。
ボーっとすることは、なんとなく思考停止していて、創造とはかけ離れているイメージだったのですが、逆なのですね。
ちなみに、ライフコーチであり、全米最優秀女子高生を育てられたボーク重子さんという方がいらっしゃるのですが、娘さんが通っていたアメリカ屈指の有名小学校でユニークな宿題があったそうです。
それは、「20分間妄想させること」
そのために、クレヨンや画材を置いたアートルームを用意し、6年生まで毎日20分間の自由時間を過ごさせたそうですよ。20分もあると飽きてくるそうですが、その飽きる気持ちで逆に創造に繋がると、仰っているそうです。
確かに、子どもはブロックなどシンプルな玩具の方が、創造力で面白いものを作り上げたりしますもんね!
ちなみに、無意識の脳の動きが多くなると、当然疲労感が増し、集中力やパフォーマンスが落ちてくるので、スマホやPCなどをオフにしてボーっとするというのが大切だそうです。
振り返ってみると・・・
よく、寝る前とかお風呂で子どもが思っていることを話すことが多い、と聞きませんか?
我が家の場合を振り返ってみると、息子はサッカーの練習後に話すことが多く、何故かな?と思っていたら、運動を終え、ボーっとしてるからなのですね。
そう考えると、ボーっとすること=気持ちを整理すること、吐き出すことにも繋がり、大切な時間なのかもしれませんね。
皆さんのお子さんはどんな時に心の内を話すことが多いでしょうか?
そんな時間を取れていますか?
専門家が言うには、小学校で過ごすことは、大人が思っている以上に刺激が多く、疲れるそうなので、ボーっとすることは非常に重要だそうです。
ということで、大人にも子供にも大切な「ボーっとする時間」を、是非日常的に取り入れてみてくださいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?