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お茶について~第三回~
今日もアクセスありがとうございます
LUPICIAティーマイスターの私が、お茶について分かりやすく講座風に執筆をする企画の第三回です
テイスティング
ティーマイスターになるためには、各お茶のテイスティングをします。
ワインソムリエもテイスティングをするように、お茶のテイスティングもあります。
評価ポイント
テイスティングでは「味」「香り」「水色」を評価します
目的
価格を決める・ブレンドを作る・完成度・検品のために行われます
手順
1.ポットに葉2~2.5gを入れ、沸騰したお湯を150ml入れて3~5分置く
2.カップに注ぎ、ポットの蓋に茶殻をのせる
3.水色を見て特徴の確認をする
4.空気と一緒に口に含み、鼻に抜ける香りを確認
5.茶殻の色・形・香りを見ます
ポイント
カップに注ぐときは最後の1滴まで注ぎ切ります
口に含む際は小さなカップにスプーンで移し、「ズズズーーーー」とすする感じで口に含みます
テイスティングをする際の条件
お湯の温度は70~80度
専用容器を使う
午前中に行う
私語は慎み速やかに行う
自然光が入る場所で行う
テイスティング方法
2点識別法
2点嗜好法
適正法
鑑定項目
浸出前の葉:サイズが統一されているか、変色はないか、撚り具合
浸出後の葉:鮮度、状態、均一性、色
香り・味・水色
テイスティングの表現
浸出前の葉
色:茶褐色・黒褐色・金・銀・つやのある・青み・赤み・黒みがかった
形状:大きい・小さい・均一・不揃い・平べったい・撚れた・丸み・広がった・新芽・茎を含んだ
浸出後の葉
水色:濃淡・金・飴色・緑・山吹色・レモンイエロー・オレンジ・赤銅・褐色・クリーム・黒み・鮮やかな・透明な・淀んだ・くすんだ
香り:植物なら若葉、干し草、森、松。花なら菫、スズラン、ジャスミン。果実ならベリー、ぶどう、マスカット、熟した、フルーティ。ハーブやスパイスならスパイシー、シナモン、ミント。野菜なら春のような、香味のような、栗。焙煎香がするならスモーキー、焦げた、火香。他はナッツ、チョコ
味:甘い・酸味・塩味・苦味・うまみ・辛味・渋み
全体のイメージ:コクのある、重厚、余韻の長短、キレのある、さわやか、なめらか、淡泊、男性的