価値判断のあり方研究分科会で「評価の根源」についての発表をしました
今年度、日本評価学会に「価値判断のあり方研究分科会」が立ち上がりました。
「価値についてしっかり話そう」という研究会です。
1年かけて、評価学の主要な書籍や論文を読み、ディスカッションして、学び合うというコミュニティーです。
初回の今日は、私が「Evaluation Roots」の概要をまとめて話題提供をさせていただき、参加者の先生方とディスカッションをさせていただきました。
このEvaluation Rootsという書籍は、私が評価学を教える時に、最初に取り扱う書籍です。いわば評価の世界の「伝記」のようなもの。
・人生経験からどのような想いを学問に寄せているのか?
・なぜ、評価学に関心を持ったのか?
・評価学の何に魅せられているのか?
・「価値」について、どんな探求を続けているのか?
それぞれの理論提唱者の根源(Roots)にある純粋な想いが詰まっている、学術書のようなエッセイ集のような本です。
日本語版は出ていませんが、いずれ読書グループが広がって、翻訳本を世に出していけたらいいなという思いも持っています。
設立に尽力して下さった、佐々木亮さんをはじめ、日本評価学会のみなさま、ありがとうございます!
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This year, the "Value Judgment Research Group" was launched at the Japan Evaluation Society.
The group meets every two months, and we will read, discuss, and learn from major publications and research papers on evaluation studies.
Today, I presented a summary of "Evaluation Roots" as a topic for discussion with the participating researchers and practitioners.
This book, Evaluation Roots, is the first book I cover when I teach evaluation studies.
Evaluation Roots - Theory Influencing Practice. 3rd ed.
Alkin and Christie (ed.). Guilford Press, 2023.
This is a collection of essays that is also an academic book, filled with the genuine thoughts at the root (Roots) of each theory proponent.
Although there is no Japanese edition of the book, I hope the reading group will eventually expand, and we can publish a translated version.
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