2023年チャゲアス10大ニュース 前編
2023年も残すところ、あと3日となり、恒例のチャゲアス10大ニュースを発表する時期となりました。
Chageさん、ASKAさんの2人は、今年も精力的な活動を繰り広げてくれましたね。
それでは、まずは今回、前編です。順番は時系列順となります。
①ASKAがゲストボーカルとして「地球という名の都」発表
2023年1月18日、澤野弘之さんのYouTubeチャンネルでASKAさんが作詞と歌、MV出演を担当する「地球という名の都」が公開されました。作曲は澤野弘之さん。
ASKAさんが作曲をせずに作詞を提供するというのは珍しく、葛城ユキさんの「ボヘミアン」や光GENJI「Graduation」など数えるほどです。
ASKAさんの詞は、地球規模の大きなテーマになっていて、未来へ伝えていきたい願いがこもっています。
ASKAさんが歌唱担当とあって、もはやASKAさんの持ち歌のようになってます。
MVの芸術性の高さも話題になりました。そして、FNS歌謡祭では大トリでASKAさんが歌いました。
2023年を代表する名曲となっていくでしょう。
SawanoHiroyuki[nZk]:ASKA「地球という名の都」
②ASKAがついにデイヴィッド・フォスターと共演コンサート開催
2023年の音楽界で最大のニュースと言えば、ASKAさんとデイビッド・フォスターさんという世界を代表する音楽家2人の共演でしょう。
3月16日、17日、19日の3公演では2人がこれまで作り上げてきた名曲群の中から厳選した楽曲が披露され、ASKAさんの娘宮崎薫さんが「To Love You More」を歌ったことも大きなニュースとなりました。
そのコンサートのセットリストがこちら。
SAY YES / ASKA
憲兵も王様も居ない城 / ASKA
共謀者 / ASKA
迷宮のReplicant / ASKA
はじまりはいつも雨 / ASKA
MY Mr.LONELY HEART / ASKA
You Raise Me Up / ASKA&デイヴィッド・フォスター
Winter Games into St.Elmo's Fire / デイヴィッド・フォスター
Chicago Medley with Glory of Love / デイヴィッド・フォスター
To Love You More / 宮崎薫&デイヴィッド・フォスター
即興曲2023
Man and Woman / ASKA&デイヴィッド・フォスター
next door / ASKA&デイヴィッド・フォスター
PRIDE - Hard To Say I'm Sorry / ASKA&デイヴィッド・フォスター
RED HILL / ASKA
けれど空は青 ~close friend ~ / ASKA
リハーサル / ASKA
晴天を誉めるなら夕暮れを待て / ASKA
YAH YAH YAH / ASKA
Be Free / ASKA
僕のwonderful world / ASKA&デイヴィッド・フォスター
これぞ、グラミー賞ノミネートライブと言っても過言ではない曲目ですね。
2024年1月17日にはこのライブのBlu-rayが発売となります。
③「WINDY ROAD」がFNSチャリティーキャンペーン50周年記念イメージソングに
2023年4月1日から2024年3月31日の1年間、MULTI MAXの名曲「WINDY ROAD」がFNSチャリティーキャンペーン50周年記念イメージソングに選ばれました。
FNSチャリティーキャンペーンは、フジテレビ系列全28局とBSフジが協力して行っている活動です。
担当するアーテイストは、何と宇海×澤近泰輔。
かつて村上啓介さんのライブに参加していた宇海さんを澤近泰輔さんが最近は、一緒に活動されており、白羽の矢が立ったようです。
宇海さんのパワフルな歌唱と澤近さんをはじめとするASKAバンドの熟練の演奏で生まれ変わった「WINDY ROAD」が堪能できました。名曲は、何度もヒットを繰り返しますね。
④ASKAコンサートツアー『Wonderful World 2023』でついに封印曲解禁
4月1日から7月28にかけて開催となった『ASKA Premium Concert Tour Wonderful World 2023』(全15公演)。
注目を集めたのは、これまでASKAさんがソロライブで封印していた楽曲の数々を解禁したことでした。
今歌いたい曲をチャゲアスのシングルにしようと攻めた「Trip」、チャゲアスブームの火付け役となった「太陽と埃の中で」、演歌フォークのイメージを覆すべくレコード会社を移籍して発表した「モーニングムーン」、チャゲアスのデビュー15周年記念曲でもあり、2人をイメージしたジブリ短編映画で有名な「On Your Mark」。
きっとチャゲアスの復活コンサートのためにとってあった名曲群を一気に解禁してくれました。
これでチャゲアスの復活が遠ざかったわけではありませんが、歌いたい曲を歌う、というASKAさんの信念が封印する気持ちを上回ったのでしょう。
01.Touch the earth
02.Trip
03.自分じゃないか
04.地球という名の都
05.こんなふうに
06.憲兵も王様もいない城
07.LOVE SONG
08.風の引力
09.どうしたの?
10.青い海になる
11.C-46
12.はじまりはいつも雨
13.しゃぼん
14.To Love You More kaoru(セリーヌ・ディオンcover)
15.You Raise Me Up(デヴィッド・フォスターcover)
16.僕のwonderful world
17.東京
18.太陽と埃の中で
19.モーニングムーン
20.どんな顔で笑えばいい
21.今がいちばんいい
22.On Your Mark
23.I feel so good
⑤Chage配信シングル「幸せな不条理」が話題に
2023年7月30日、Chageさんの配信シングル「幸せな不条理」が発売となり、年齢を感じさせないロックの歌唱が大きな話題となりました。
Chageさんが培ってきたロックの魅力がすべて詰まっているような作品で、あの桑田佳祐さんも、自らのラジオ番組で紹介してくれたそう。
編曲は、チャゲアス時代からの盟友、十川ともじさん。
ギターのアレンジが好評です。
私も、近年の楽曲の中でもトップを争う名ギターリフだと感じてます。
まるで不条理を音にしたかのようなギターリフです。
そこに、熱く不穏で艶のあるChageさんの美メロと歌声。そして、道ならぬ恋を連想させる詞。
これも、2023年を代表する名曲となっていきそうです。
以上、2023年チャゲアス10大ニュース前編でした。
(つづく)