イラスト小説『魔導書と黒の魔法使い』
魔法が使えないと知れたら、追い出される…!
やっとのことで魔法の王国に住まえるようになって、名門の魔法学校を主席で卒業して、大好きなバラに囲まれた部屋を与えられて、”強力で有名な魔法使い” と謳われて
―――私のしてきた、すべての努力が報われた頃。「一切の魔法が使えなくなった」。
「とつぜん…どうして…」
どうしようもない焦りは、時間が経つにつれて、苦痛に変わっていくものらしい
絶望に向かっており、思考はいつしか昔を思い出していた
生きるための危ない仕事を受けさせられて、わずかに許された時間とお金で魔法を学んでいたあの日々。
闇の魔法使いに育てられてたことから始まって、
助け出してくれた反逆者グループのメンバーと共にすることで、彼を倒して、平和をつかんでいった
「いちばん暗い日々を乗り越えられた強さと勇気があって。いまの私があるんだ。私なら大丈夫」
そしてそう これは内緒だけれど、闇の魔法使いにもらった「秘密の魔導書」を今も使っている。(それ以外ではうまくいかなかったからでもあるが。)
そして普通、魔法は魔導書を通して使うものである。
―――”魔導書を使わない魔法”…。したことなかったよね。
私は「”全ページ丸暗記していた”魔導書」を燃やして、呪文を唱えた。
シリーズ最初の投稿です.:*♡
現在(2023/02/13)、note稼働にむけて、全力で改築しています
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