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認知リソース(認知資源)の話
認知リソース(認知資源)という言葉があります。
簡単にいえば「脳を使うためのエネルギー」みたいなもんです。
(これは物質的なモノというよりは、心理学上の概念やイメージのようなものとして捉えて下さい)
自分の人生を自分で切り開き幸せに行きていくために、認知リソースを有効活用することは結構大切なことです。
認知リソースの特徴
認知リソースは何かを考えたり、物事を決めたり、記憶したりすると減っていきます。
朝ごはんを食べても、誰かと話しても、本を読んでも、テレビを見ても、会議に出ても、新商品のアイデアを出しても消費されます。
というか、起きているだけで消費され減っていきます。
大きな決断や、難易度の高い作業、より高度な思考などは多くのリソースを消費します。
認知リソースが無くなると、集中力が低下し、疲労を感じ、ミスが多くなったりします。
基本的に認知リソースは寝るまで回復しないそうです。
つまり、認知リソースが無くなった日はもう仕事は出来ない。とりあえず寝るしかないということでもあります。
出来るだけ消費を減らす
たくさんのやりたい事をやるためには、認知リソースを無駄に消費せずやりたい事に集中して投下する必要があります。
そのためには
・物事をルーティンワーク化する。
・記憶をアウトプットし脳を使わず管理する。
・意思決定の機会を減らす
などの方法があります。
例えば、前オバマ大統領はほぼ同じ様なスーツをしか持っていなかったそうです。
これは、重大な意思決定を連続して迫られるために認知リソースを節約していたのでしょう。
強みに認知リソースを使う
有限な時間とエネルギーを何に使うのか。
限られたリソースを、出来る限り「伸びる」ものに使うのは何かを成す時に大切なポイントです。
「どんなことに取り組むのか?」
「何を考えるのか」
「どこに時間を使うのか」
僕は「自分の強み」に使うのがいいと考えています。
そのためには、まず自分のどこが強みの領域になり得るのかを知ることから始めてみましょう。
努力することは必要ですが、闇雲に努力することがいいわけではない。
温泉が出るかは、最後は掘ってみなければ分かりません。
しかし、可能な限りその確率を上げるためには色々な情報を知っておくのも大事です。
強み診断は、その一助になるかもしれません。
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